2010年9月23日(木) <第2645号>
− Aの囁きを聴く −
部下の立場にいるAさんは、一日を通して口に出る自分の"囁き"に注意を払っていません。
上司の立場にあるあなたは、部下のAさんの"囁き"を「かがやき」に変えてみてください。
1801.日本は約37兆円の歳入で、約90兆円の歳出を行っている。
家計にたとえれば、毎月37万円の収入にもかかわらず、90万円の支出をしていることだ。
1802.日本は、地熱資源に恵まれている。
発電量は現在、新エネルギーの風力の約2倍、太陽光の約3倍ある。
地熱は発電時にCO2をほとんど出さず、設備建設や送電などを含めてもCO2排出量は
火力の数十分の一、原子力の半分程度。
原燃料を海外に頼らないため、為替や燃料価格の変動リスクもない。
1803.「起承転結」から「起承転々」へ代わる。
職場を去る日に、無事大過なく過ごすことができましたとあいさつする人は、
結局なにもしなかったということだ。起承転結などという生き方はやめる。
今日から、有終の美など考えずに、転がって生きる。そう、最後まで転がるのだ。
1804.素直に、他人の成功を認める。
1805.問題を作る側に立ってしまえば、テストはあっけいないほど簡単に解けてしまう。
あるところまで勉強すると出題者の意図が手にとるようにわかってくる。
どうしてそのようなことを聞くのか、どうしてこの選択肢を用意したのがわかる。
「ああ、苦労して問題を作ったんだね」という気持ちにもなる。
そう思うと、ほほ正解を答えることができる。
それまで私はずっと答える側に身をおいていた。そのため、自分の価値観で答えようとしていた。
当然、出題者の価値観と私の価値観がズレれば、私は不正解とみなされる。
出題者は客観的な評価をしなければいけないので、私一人の価値観や深い読みにかかわって
いることはできない。出題者は、もう少し浅いところで、きちんとふるいにかけたいのだ。
− 明日(9/24)は『1806.質問は思いつくものではなく、練り上げるものだ。』を掲載します −
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1801.日本は約37兆円の歳入で、約90兆円の歳出を行っている。
1802.日本は、地熱資源に恵まれている。
1803.「起承転結」から「起承転々」へ代わる。
1804.素直に、他人の成功を認める。
1805.問題を作る側に立ってしまえば、テストはあっけいないほど簡単に解けてしまう。
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