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【2003年7月1日現在】
※毎月1日に用語を追加します。

image 「配光可変型前照灯」 image

(AFS:Adaptive Front Lighting System)
車両に搭載したセンサーで走行環境を認識し、道路形状、走行速度、ハンドル角など状況に応じて、自動的に前照灯の配光を制御し、夜間走行時における運転視界及び視認性を向上させるものです。
image 「工程能力指数」 image

工程能力とは安定した工程が生み出す品質特性値のバラツキの幅のことで、安定した工程から生み出される 品質特性の分布とその品質の規格や図面公差を比較し、その分布が規格や図面公差と合致しているかどうかを しらべる事を"工程能力調査"といいます。工程能力は、工程の持つ品質特性のバラツキの幅ですから、その品質特性値のヒストグラムの 平均値±3σで表す事が出来ます。又規格や公差を工程能力の幅(品質特性値の6×標準偏差)で割った値を工程能力指数といいます。 上記をCpで表します。
image 「ソルベンシー・マージン」

保険金支払能力を示す指標として設けられている比率です。「支払余力」とも呼ばれ、保険会社の資本・基金・準備金の合計額からなっています。ソルベンシー・マージンにはオンバランス項目(資本の部の合計・価格変動準備金・危険準備金・貸倒引当金など貸借対照表に計上されているもの)と、オフバランス項目(株式含み益・土地の含み益や将来利益など)の2つがあり、これを各種リスクの相関度を勘案した合計額の半分で割った指数をソルベンシー・マージン比率と呼んでいます。各種リスクは、保険リスク・予定利率リスク・資産運用リスクなどから構成されており、さまざまな要素が含まれています。オフバランス項目のソルベンシー・マージン比率が200%以上であればソルベンシー・マージンつまり支払余力があるとされています。
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image 「パラレルリンク」

工作機械メーカーは,加速度は高められるものの,慣性力による機械全体の変形や,加工ヘッドの振動に悩んでいます。 パラレルリンクはクモが複数の脚を同時に動かして胴体の位置を自在に動かすのと似た原理で主軸を操作する仕組です。 あらゆる角度から加工対象物に工具を当てることができ、切削スピードは従来の2-3倍に達するといわれています。
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image 「プラズマテレビ」

多数の電極を備えたガラス2枚をわずかなすき間を開けて平行に重ね、内部に特殊なガスを注入した「プラズマパネル」を表示装置にしたテレビです。
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image 「ユニバーサルデザイン」

年齢や能力、文化などの違いを超えてあらゆる人が利用しやすい生活環境や製品を作る考え方です。高齢者や障害者など特定せず、あらゆる利用者に配慮する点でバリアフリーとは異なります。側面に ギザギザをつけてリンスと区別したシャンプーボトルや、少ない力でも回せるレバー式のドアノブなどが代表例です。
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image 「パワー半導体」

電気エネルギーを制御するために、電化・電子製品に使われる半導体の総称です。電流を一方向だけに流すダイオード、電流や電圧を調整する機能を持つサイリスタなどの素子があり、整流装置やインバーター装置として使われます。電力を各搭載機器に適した条件に変換してから利用できるため、省エネルギーにつながります。
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image 「屈折率」

屈折率は、レンズを薄型化するための最も重要な要素になります。光の屈折とは、媒質の異なる境界面で、光がその進行方向を変えることをいいます。屈折率とは、その素材が光をどれだけ屈折させる能力があるかということを示すための、その素材固有の値です。従って、屈折率の大きな素材を用いるほど、同度数のレンズでは薄く仕上げることができます。
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image 「ABC宣言」(Active Business Challenge)

「あ」相手から教えてもらう改良点(顧客重視の戦略)
ユーザーのニーズを把握し、問題点を改良していくことで、商品の付加価値や顧客満足度を高めることにより、成功への足がかりを掴みます。
「か」完璧な企業の強みを見つけだす(強みの認識)
自社の技術力や営業力を客観的に把握することにより、強みを認識し、この強みを活かした企業活動を展開することで、更なる強みを掴みます。
「さ」最高の相手を捜す新製品(販路開拓)
商品の売れ筋やエリアを想定し、その市場での最高の相手先に対して、アプローチをかけることにより、広い市場の獲得を目指します。
「た」たゆまざる熱意・努力で勝ちあがる(継続的取組)
商品の開発から販売に至るまでには、莫大な時間と費用がかかりますが、ここを堪え忍ぶことにより、成功への足がかりを掴むことが可能となります。
「な」無いものを他から見つけ取り入れる(企業間連携)
強みの発展を図るためには、自社に無いものを持っている企業を発見するアンテナを張り巡らすことにより、強み連携の可能性を探しだします。
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image ヒートレーン技術

ヒートレーンはアルミなどの材料(コンテナ)に蛇行細管を配し、封入した作動液の相変化と移動現象により、従来のヒートパイプ以上の熱輸送能力を達成した新しい熱輸送技術です。
(「広げて冷やす」「運んで冷やす」)
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image ワークシェアリング

Work(仕事)のシェアをコントロールすることで、つまり、雇用機会、労働時間、賃金という3つの要素の組み合わせを変化させ、一定の雇用量をより多くの勤労者を解雇することなく、雇い続けることができるシステムの総称です。
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image 粘度

液体の流れ難さ、あるいは粘っこさの程度を示す物質定数を粘性率あるいは粘度といいます。力を加えて流したときに、内部に摩擦を生じて止まっていく、すなわち、押し流す力に抵抗する性質を粘性といいます。(粘度=ずり応力/ずり速度)
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image ニュートン性・非ニュートン性液体

一定するときの流れの速度や、押し出す力によって変わらず、どんな測り方をしても同じ粘度値が得られるもの(粘度がずり速度と時間に依存しない流体)を、ニュートン流体、またはニュートン性流体といいます。 水や、ベンゼンなどの低分子の液体は通常ニュートン流体とみなされます。粘度がずり速度及び時間によって変化する流体を非ニュートン流体といいます。
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image インターネット電話

データを細切れにしてIP(インターネット・プロコトル)技術を使って音声をやり取りする電話のことです。従来の電話のように通話ごとに回線を占有するのではなく、複数の人が同じ回線を使って、音声、動画、文字など様々なデータを送受信できるので、通信コストを低く抑えられます。 ネット電話には「インターネット電話」と「IP電話」の2種類があります。
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image カンバン方式

ジャスト・イン・タイム方式とも呼ばれています。必要なものを必要な時に必要なだけ効率よく生産する仕組みです。1963年、トヨタ自動車が自動車組み立て工場で無駄を省くため、できるだけ部品在庫を持たないようにしたのが発端です。
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image Cu配線

ICの動作速度を上げるための技術です。従来のアルミニウム配線ではこれ以上微細化が進むと、IC回路を流れる電気信号の速度に限界(「配線遅延」)がありました。そこでもっと電気の通りがよい銅(Cu)配線を使います。Cuはアルミよりも電気抵抗が低いので、細い配線にしても電気がスムーズに流れます。
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image CMP

CMPとは、ウェーハの表面を平らに磨く技術です。研磨材の入った薬品(chemical)と砥石(mechanical)で磨く(polishing)ので、その頭文字をとってCMPといわれています。この技術は多層配線(小さなスペースを有効活用する5階建てとか6階建ての配線)をするときに使います。
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image ユビキタス(ubiquitous)

ユビキタスの語源はラテン語で、いたるところに存在する(遍在)という意味です。インターネットなどの情報ネットワークに、いつでも、どこからでもアクセスできる環境を指し、ユビキタスが普及すると、場所にとらわれない働き方や娯楽が実現出来るようになります。「ユビキタス・コンピューティング」、「ユビキタス・ネットワーク社会」のようにも使われ、「パーバシブ(pervasive)・コンピューティング」といわれることもあります。
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image エンプラ

エンジニアプラスチックの略です。一般の汎用樹脂と比較して、高い機能特性を持った樹脂を総称してこういいます。樹脂の特性を生かして高付加価値商品ともいわれています。また、この中で特に優れた特性を持つ樹脂をスーパーエンプラと呼んでいます。
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image トラップ(配水管)

配水管にはトラップというものが必ずついています。洗面所の下を覗くと、配水管の途中がS字状に曲がっています。これがトラップです。この部分に水が溜まり、配水管の中の匂いがあがってこないようにふたをしているのです。
形状は違いますが台所の排水口にもトラップは必ずついています。この部分に溜まった水を封水と言いますが、この水が無くなってしまうといやーな匂いがしたり、排水がうまくいかないとこの水がゴボゴボ音のする原因になるのです。
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image マーキング

マーキングとは、「文字や記号などの印をつけること」を指します。商品名・賞味期限・製造番号など、情報の表示や製品の管理のため様々なところで利用されています。主なマーキング方法にはレーザマーカ方式があり、レーザ光を利用して金属や樹脂などの材質に直接文字や絵などを書くことができます。
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image パラメトリックシミュレーション

パラメトリックシミュレーション機能は,CAD側で定義したフィーチャの寸法や数,材料物性値,境界条件などをパラメータとする複数の設計案に対する解析を一括実行する機能です。ユーザーは表形式の画面でパラメータを設定するだけで,パラメータに応じた複数の解析モデルの作成および計算はCAD側の処理を含めて自動実行されます。設計案同士を比較・検討する際に有効だといわれています。
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image 熱可塑性(ねつかそせい)樹脂

熱可塑性樹脂は熱をかけると軟らかくなり、冷えると固まります。もう一度熱をかけるとまた軟らかくなります。身近なところでは、コップなどの食器、テレビの筐体などに使われています。一般的なイメージのプラスチックは、この熱可塑性樹脂ということになります。
一度熱をかけて整形し、冷やして固まらせると次に熱をかけても軟らかくならない性質を持ったプラスチックは、 熱硬化性樹脂 といいます。熱をかけた時に線状の分子同士が結合して三次元の網目構造になり硬化します。そのため加熱しても軟らかくならないのです。
熱硬化樹脂は接着性が優れているので、壊れやすい半導体チップや電子部品を覆う保護材・緩衝材として使われます。エポキシ樹脂は熱硬化性樹脂です。
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image 3次元流動解析

流動解析というのは注入した液状の樹脂がどのように流動し、充填されるかを3次元で解析するという意味です。熱硬化性樹脂の場合は、加熱したときに樹脂の硬化が進むため、ある時点で粘度が高くなります。この充填過程での複雑な粘度変化を数式で表すのが難しいためシミュレーションが進んでいません。
熱硬化性樹脂の3次元流動解析を行うメリットは半導体樹脂封止の欠陥としては硬化樹脂中のボイド発生と金線変形などがあります。従来の 「実験と検証」では、樹脂封止の条件を変えた半導体封止品をすべて分解してボイドと金線変形を調べて、 これらの欠陥がない最適流動条件を求めていました。今回の流動解析により、ボイド、金線変形などの予測を行い、 最適条件を提示できるため、開発期間の短縮や品質安定化を図ることができます。
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image 鋳物(いもの)

砂や金属でつくった型の中に、溶かした金属を注ぎ込んで必要な形にする加工法のことを鋳造といい、この方法でつくられたものを鋳物といいます。 鋳造にはたくさんの方法がありますが、水が器の形にしたがうように、複雑な形状でも自由自在に造形できる点が大きな特長です。
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image 銑鉄(せんてつ)鋳物

銑鉄は、鋼など他の鉄素材に比べて、より多くの炭素を含んでいることが特徴です。実は、この炭素が鋳造の重要な鍵をにぎっています。鉄に炭素が混じると融点が 下がって鋳造しやすくなります。また、炭素は鉄が固まるとき結晶化して黒鉛になりますが、そのとき膨張して、全体の体積の縮みを補うことになります。
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image レーザー焼結法

レーザー焼結法は、熱可塑性粉末材料を炭酸ガスレーザーの熱で、一層一層焼結(融着)しながら造形する手法です。この方法の利点は、材料の選択範囲が樹脂(ナイロン・グラス入りナイロン・ポリスチレン)、金属(ブロンズ系・鉄系)、鋳造用砂と、幅広い素材の中から選択可能なので、より高速に、より低コストで、目的に適った部品の製作ができるということです。つまり、単なるRapid Prototypingではなく、Rapid Productionが可能になります。
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image FSW(Friction Stir Welding Technology)(摩擦かくはん溶接技術)

ドリルのように回転する工具の先端(プローブ)を、アルミニウム合金の接合部分に強い力で押し当て、かくはん熱で接合部分を軟化させます。軟化したアルミニウム合金は粘土のような状態になります。 工具の通過後は熱が下がり、接合部分は固体の状態に戻り、接合が完了します。これにより美しい溶接面を得ることができます。アルミ車両の製作には欠かせない技術です。
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image ポーラスメディア

ポーラスメディアとは、一般的には多孔質体と呼ばれているもので、パンチングメタル、スリット、フィルター、防風フェンスや土の中などのように細かい 固体部と空間部が入り混じっているようなものの総称です。通常は、流れを整流したり、流れの勢いを減勢したり、埃やごみを除去するものに利用されてい ます。ポーラスメディア内を流体が流れる場合には、流入面と流出面の間である一定の圧力損失を起こす事が知られています。パンチングメタルの場合では、穴の 大きさや間隔などの条件によって、圧力損失の度合いが異なってきます。また、スリットなどのように流れに方向性があるものやフィルターのように流れが方向性 を持たないものがあり、それぞれ取り扱い方が少しずつ異なってきます。
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image マルチテクスチャ (Multi Texture)

マルチテクスチャは、その名のとおり複数のテクスチャ(DirectX 7では最大8枚)を重ねる(合成)機能です。ビデオチップの機能で、俗に「マルチテクスチャ対応」などと言った場合は、上記の重ね合わせ処理を1回のポリゴン描画の際にまとめて行なう、「シングルパス・マル チプル・テクスチャ・ブレンディング(SinglePass Multiple Texture Blendi ng)」という方法を指します。これに対してソフトウェアで複数回違うテクスチャが貼り込 まれたポリゴンを描画することで実現する方法を、マルチパス・テクスチャ・ブレンディング(MultiPass Texture Blen ding)と呼びます。基本的にどちらの手法でも描 画結果は同じですが、前者のほうが高速に処理を行なうことができます。実際に用いられるのは銃を撃ったときに周囲が明るくなるフラッシュや影、車のボ ディのハイライト表現など、光と影の表現を必要とする場面です。
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image オリフィス

固体、液体、気体の3つの相のうち、2つ以上の相が混在する流れを指します。つまり、泡を含んだ水流とか、粉が混ざり込んだ風などが混相流にあたります。広い意味では海面上の波も水と空気の混ざった混相流として捉えることもできます。
混相流の特徴は、相と相との境界面が存在し、その面では大きな密度の差が存在することが挙げられます。さらに混相流は、重力などの場の存在により、相の分離や安定化がおこり、外部からのエネルギー供給により撹乱が励起されます。この相界面では、渦や、カオス・フラクタルといった、普通の流れに比べてより複雑な現象が発生し易く、その取り扱いが複雑化します。
※気液二相流:気体と液体が同一流路内を混合して流れるものをいいます。
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image 2相流

解析領域内において2つの異なる相(例えば気相、液相、固相などです)を持つ流れ場のことをいいます(液体の沸騰、蒸気の凝縮、雨滴、石炭の燃焼など)。
※多相流(固気,気液,固液)
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image インバース・キネマティクス〔inverse kinematics〕

人体モデルのような関節を持った物体の動きを作成する場合に用いる技法です。不自然な体型にならないよう、事前に各関節ごとに曲がる角度の範囲や、曲がる方向を設定しておきます。
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image インバース・キネマティクス〔inverse kinematics〕

人体モデルのような関節を持った物体の動きを作成する場合に用いる技法です。不自然な体型にならないよう、事前に各関節ごとに曲がる角度の範囲や、曲がる方向を設定しておきます。
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image HACCP〔hazard analysis critical contorol point〕
「危害分析重要管理点」

製品が原材料からエンドユーザーに至る迄の総ての工程に対して危害分析(HA)を行い、それぞの工程ごとの危害因子の明確化とその因子制御(除去)の重要な管理点(CCP)を定め、この管理点を定期的・継続的に監視することによって食品の安全性を保証します。この画期的な食品衛生管理法をHACCP「ハセップ」と呼びます。
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image 素形材

約3兆9,000億円。我が国における「素形材」の年間生産総額(1993年)を示すものです。(通産省調査統計部調べ)
素形材とは「金属素材に高熱・高温を加え、型を通して所定の形状を与えた製品」のことである。それは製造プロセスから「鋳造」「鍛造」「プレス加工」「粉末冶金」…と分類され、うち「鋳造」製品の生産額は約2兆2,300 億円、素形材全体の6割近くを占めます。
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image 鋳造

鋳造とは「1)型に2)溶融した金属を3)流し込み4)冷やして固め5)目的の形状を造る」技術です。型は「鋳型」、溶融した金属は「溶湯」、流し込みは「鋳込み」と呼ばれます。この技術によって出来上がった製品が「鋳物」です。
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音は、音波とも呼ばれるように、毎秒340mの速さで伝わる波動現象です。我々は、空気中を伝わる波動を耳よって聞いています。この波動は、空気の圧力変動(音圧)が続けざまに生じることによって発生します。
人間が感じることのできる音(可聴音)の周波数帯域は、およそ20Hz〜20kHzであり、音圧の範囲は、20μPa〜20Paです。μは、「マイクロ」と読み、10-6を意味する補助単位です。従って、最も大きな音と小さな音の音圧の比は、106にも及びます。また、"Pa"は、パスカルと言う圧力の単位で、1 Paは1 m2の面積に1 N(約0.1 kg重の重量に相当)の力を加えたときの圧力に相当します。
天気予報の大気圧は、その100倍の大きさのhPaという単位を使用しています。音を耳で感じるとき、私たちは次のような音の特長から音の違いを聞き分け、判断しています。
音の高さ : 私たちが高い音、低い音といっているもので、音の周波数の違いから起こります。同じ「ア」の音声でも、高い声の「ア」と低い声の「ア」がありますが、これは、「ア」としての音の波の形は同じでも、周波数が異なるためで、周波数が高い音はかん高く、周波数の低い音は低く・重々しく聞こえます。
音の大きさ: 同じ音の高さの「ア」と言う声でも、大きな声の「ア」と小さな声の「ア」があります。これは、同じ様な波形をしていても、大きな声の「ア」は振幅が大きく、小さな声の「ア」は振幅が小さいことによります。騒音計は、この音の大きさを測る測定器です。
音色・音質 : 私たちは、同じ音の大きさ、同じ音の高さで弾かれている楽器の種類を聞き分けることができます。これは、楽器からでてくる音の音色や音質を聞き分けているのです。音色や音質は、現在でも十分には解明されていませんが、音の波形が微妙に異なることによるといえます。
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image 騒音

騒音は音の一種で、音の中の「聞きたくない不快な音」、「邪魔な音」が騒音となります。不快を感じる音は、健康や生活環境に係わる被害を生じ、やがて公害問題に発展します。騒音の問題においては、可聴音である20Hz〜20kHzの範囲のうち、比較的耳の感度が良い200Hz〜8kHzぐらいを対象とします。なお、普通の会話では、300Hz〜3kHzの範囲が聴取にとって重要となります。
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image ウォーターハンマー(水撃現象)

配管内を流れる液体の流れを急激に止めたときに、配管をハンマーでたたいたような衝撃が起きる現象です。
液体の流れを急に遮断するとその勢いが圧力波となって送液側に反射して配管部品やポンプに衝撃を与え、ひどい場合には破壊されます。レバー式の遮断弁や電磁弁を使用する場合には特に注意が必要です。
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image オーバーフィード現象

脈動のある流れの中で、押し工程の勢い(慣性)によって、ポンプが吐出していない状態でも吐出しつづける現象です。
ポンプの定格を越える量が吐出されてしまいます。
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image サイホン現象

ポンプ吐出側配管の先端位置が、吸込み側タンクの液面より低い為にポンプを止めても薬液が自然に吸い出されて流れ続ける現象です。
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image ニュートン流体/非ニュートン流体

粘性による力の関係を表すのが「粘性に関するニュートンの法則」です。
流体の中にはこの法則に従わないものがあり、これを「非ニュートン流体」といいます。粘度の項で紹介したB型粘度計の円盤のサイズや回転数を変えても一定の値を示すのが「ニュートン流体」であり、円盤の大きさや回転数によって値が変化するのが「非ニュートン流体」です。おおざっぱに言えば、液体を垂らしたときに、細長く糸を引くように流れるのが「ニュートン流体」、途中で切れてしまうのが「非ニュートン流体」で、食品に多いようです。定量ポンプでの移送のしやすさで言えば「非ニュートン流体」の方が同じ粘度でも移送しやすい傾向にあり、高粘度用定量ポンプの標準仕様では「ニュートン流体」なら10,000mPa・s程度ですが、「非ニュートン流体」では3〜5万mPa・sでも移送できることがあります。
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image ヒートシンク

半導体素子のパワーレベルが向上し、部品密度が増加するにつれて、設計技術者は熱によって生じる諸問題によく直面することになります。
半導体素子は接合部(ジャンクション)温度が上昇すると、機能、性能及び信頼性が低下しついには破壊してしまうことがあります。そこで、半導体メーカーが指定する安全な動作温度範囲まで半導体のジャンクション温度を下げる必要があります。そのためには、どうしてもある種の"部品"を使わざるを得ません。その"部品"がヒートシンクなのです。ヒートシンクは和訳すると「熱を沈める」という意味があり、半導体を冷却するのに最も実用的でかつ経済的な部品であり、熱の消費体である半導体素子の内部で発生する熱を周囲の冷たい流動体(気体または液体)に移す機能をもっています。
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image ジャンクション

ジャンクションとは「接合点、接合面」のことです。
トランジスタやダイオードは、2つの異なった特性(電子を受け取りやすい性質と、電子を放出しやすい性質)を持つ半導体を接合して作られています。半導体素子は異なった特性を持つ材質同士の接合面で、電子が特別な挙動をすることを利用して、増幅、整流、スイッチング(原理はどれも同じ)などを行っています。CPUやメモリなどのLSIは、トランジスタ、ダイオード、抵抗、コンデンサなどの構成パーツをシリコン薄膜上に印刷することで作られています。この接合面の温度が一定の範囲を超えると、半導体は設計された通りの動作をしなくなります(壊れてしまいます)。
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image エステル交換

食用油はグリセリンに脂肪酸が3本結合しています。脂肪酸には様々な種類があり、どんな脂肪酸が結合しているかで油の性質が決定します。性質の違う2種類の食用油の脂肪酸を酵素などを使って一部交換することです。 油の性質を用途に合わせて変更することが可能です。
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image シールド機

シールド工法で、トンネルをつくるために使用する 円筒形の機械。機械前面にある面板を回転させ、地盤を削りながら進む。特に関東は、 関東ローム層などの軟らかい地盤なので、そこにトンネルを掘るための工法として普及。 英仏ドーバー海峡横断トンネルなどでも、シールド機は活躍しました。
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image エレクター

シールド機に装備されたセグメント組立装置。 機内に運ばれたセグメントをつかみ、旋回しながら、所定の位置へ運びます。
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image 結露

空気中に含まれる最大水蒸気量は、温度が高いほど 多くなり、温度が低いほど少なくなります。ある温度の空気中に含まれる最大水蒸気量に 対してその時点での実際の水蒸気量の割合を表したものを相対湿度といいます。 従って水蒸気量が一定でも温度が変化すれば湿度も変化します。たとえば、温度が20℃で 相対湿度が60%の状態から温度だけが15℃に下がったとすると相対湿度は82に上昇します。 さらに温度が下がって、湿度が100%を超えると空気中の水蒸気は水滴に姿を変えます。 これが結露です。住宅の場合には暖房の種類や、窓、あるいは空調設備、加湿器の使用など 様々な条件によって起こることが考えられます。 ?表面結露  湿った空気が温度の低い壁天井、窓ガラスなどの表面に接触し、 その表面温度が結露点以下である場合、空気中の水蒸気が凝結し露を結ぶ現象です。 ?内部結露   壁体表面温度が露点温度以下に下がらない場合、 壁体内部は壁体表面より温度が下がっており、室内側から透湿した湿気が 壁体内部の低温部分で露を結ぶ現象です。
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image 安全係数

無知係数ともいわれ、必要以上に安全係数を高くするのは設計をしているとはいえません。
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image 熱損失係数

断熱性を表す
内温度が外気より摂氏1度高い場合、1時間で室外に逃げる熱の量を床面積1平方メートルあたりで算出されます。例えば、「光熱費を何円節約できる計算になるかも提示している」場合に使います。
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image ニュートンの冷却則

単位時間当たりに奪われる熱量
=h×(鉄塊表面温度−空気温度)×伝熱面積壁温と周囲流体温度の差に比例して熱が奪われます。 比例係数hを熱伝達係数と呼ぶ。熱伝達係数の算出方法は、機械工学便覧、伝熱工学資料その他の伝熱の参考書にまとめられています。
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image 熱疲労

温度の上昇・低下にともなう膨張・収縮を繰り返すうちに、物理的・機械的に構造が疲労してゆく現象です。
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image 未利用エネルギー

河川水・下水等の温度差エネルギー(大気よりも夏は冷たく、冬は温かい水)や、工場等の排熱といった、今まで利用されていなかった以下のようなエネルギーを総称して「未利用エネルギー」と呼びますが、これらをヒートポンプ技術等の活用、また、地域の特性に応じて、熱の利用を高温域から低温域にわたる各段階において、発電用途も含め、むだなく組み合わせるエネルギーシステムの整備により、民生用の熱需要に対応させて行くことが、近年可能となっています。具体的には、
(1)生活排水や中・下水の熱
(2)ビルの排熱
(3)清掃工場の排熱
(4)超高圧地中送電線からの排熱
(5)変電所の排熱
(6)河川水・海水の熱
(7)工場の排熱
(8)地下鉄や地下街の冷暖房排熱・換気などがあります。
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image フロン

フロンは、炭化水素の水素を塩素やフッ素などで置き換えた数多くの物質の総称で、正確にはクロロフルオロカーボン(CFC)といいます。他の物質と反応せずほとんど無毒である。圧力に応じて容易に気化、液化を繰り返したり、種類によっては、油をよく溶かすなど便利な性質を持っていて、冷蔵庫やエアコンの冷媒、クッションなどの発泡、エアゾルの噴射剤、電子回路などの精密機械の洗浄剤として使われています。ほとんどの種類のフロンは、普通の環境では分解されず大気中に留まるが、長い時間をかけて成層圏まで上昇し、そこで強い紫外線により分解され塩素を放出します。この塩素が連鎖反応によってオゾン分子を分解し、オゾン層を破壊します。
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image CAO

CAO(Computer Aided Optimization)とは コンピュータによるエンジ二アリング・プロセスの最適化を意味します。 CAOツールの導入によって、企業は設計・試作・解析から生産・ 品質管理にいたるあらゆる工程でその期間短縮や工程改善、経費削減、品質改善、性能向上を実現しています。
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image ペルチェ素子

電流を流すだけで冷却・加熱が自由にできる半導体素子である。電気を熱に変える方法として、もっとも簡単なのはニクロム線を使ったヒーターがあるが、逆に冷却となると、そうは簡単にいきません。よく使われるのはコンプレッサーと冷媒を用いるシステムだが、駆動装置にモーターを組み込むために、かなり大仕掛けなものになり、ある程度の振動や騒音から免れることができません。とくに近年、冷媒に使われる「フロン」が温暖化防止の見地から使用禁止になったため、それに代わるさまざまな冷媒が開発されているが、いずれも環境問題を完全にクリアしたとは言いがたいです。これに対してペルチェ素子は、冷媒も使わず、回転や振動する「機械」部分がない。きわめてシンプルな構造で、電流を流すだけで加熱も冷却もでき、すぐ熱くなりすぐ冷えるという温度の応答性も高い。まさに理想的な半導体素子であると云えます。
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image 熱□□率

(1)「伝導」−熱伝導率
名前のごとく単一物質の熱の伝え易さを表す物質固有の値(物性値)で、 些か難しい表現を用いると、物体内に想定した仮想平面に垂直な方向の温度勾配と熱伝導率の積がその仮想平面を通過する熱流束(単位面積を通過して流れる単位時間当たりの熱量)に等しい、ということになります。単位は[W・m-1・K-1]、最近はあまり使われなくなった古風なスタイルでは[kcal・m-1・hr-1・℃-1]などとなります。
(2)「拡散」−熱拡散率
熱伝導率をその物質の密度と比熱の積で割ったもので、温度伝導率とも呼ばれます。物質の温度が時間とともに変動する場合の解析に現れる物性値で、いってみれば物質内部を温度変化が伝わっていく速さを表すものです。単位は[m2・s-1]です。
(3)「浸透」−熱浸透率
あまり馴染みがない言 葉ですが、熱伝導率と密度と比熱の積の平方根をこう呼んでいます。従って単位は[J・s-0.5・m-2・K-1]と 、少し風変わりなものになります。熱を奪い取る能力、とか、熱を迅速に受け入れる容量といった意味あいですが、熱物性計測の分野では頻繁に使われる用語です。
(4)「伝達」−熱伝達率
上記の三つは物質固有の値(物性値)でしたが、これはそうではありませ ん。工業的に重要な伝熱形態として、固体壁とそれに接する流体との間の熱移動(これを「熱伝達」と呼びます)がありますが、その熱流束は熱伝達率と固体壁表面−流体中心部の温度差との積で表されます。流体ですから流れはつきもので、この流れの様相によって熱伝達率の値も変わってきます。単位は[W・m-2・K-1]です。
(5)「貫流」、「通過」−熱貫流率、熱通過率
固体壁によって仕切られた流体間の熱移動は熱伝 導と熱伝達を合成したものになりますが、これを熱貫流あるいは熱通過と呼んでいます。流体の温度差に熱貫流率(または熱通過率)をかけたものが固体壁を貫流(通過)して流れる熱流束です。単位は熱伝達率と同じく[W・m-2・K-1]です。
(6)「膨張」−熱膨張率
専門家は「熱膨張係数」と呼ぶことが多いようです。長さあるいは体積が温度上昇によって膨張する割合を、1K(℃)当たりで示したものです。定義の仕方によって長さの場合には、線熱膨張係数、瞬時線熱膨張係数、平均線熱膨張係数などの値が定められます。
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image 熱貫流率

壁や窓など部位の両側の空気の温度が1℃の時、部位1?を1時間に流れる流量をいい、部位の断熱性を評価する指標として用いられます。このように部位を通り抜けて熱が移動する事を熱貫流率と言い流れる熱を貫流熱と云います。省エネルギー基準では、K値ともいい単位はW/?で表わします。
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image 内部発熱

屋内で発生する照明、人体、機器などからの放散熱を云います。省エネルギー基準のPAL計算において内部発熱はペリメーターゾーンの平均的内部発熱密度Gで表され、それ以外のゾーンの内部発熱は計算対象外となっています。
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image 熱貫流率

小さいほど断熱性が高いです(Kcal/?uh℃)。
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image 日射熱取得率

小さいほど遮熱性が高いです。
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image 許容差設計

コストが高くなるもう一つの原因は公差にあります。公差を設定しないか公差が広すぎると、ばらつきが大きくなり、クレームか発生します。 そこで設計者は、クレームが出ないようにするため、なるべく狭い公差にしようとします。公差が狭いとコスト高となるが、妥当な公差を求める方法が与えられていないので、誰も狭すぎることをチェックすることができません。設計者自身で公差の適正さを調べることができる方法を与えねばなりません。これが「許容差設計」です。
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image キャビテーション

運転中の水力機械内の各部では流速および圧力が異なっています。ある点の圧力がその時の水温における蒸気圧以下になるとその部分に沸騰現象が起きます。このような流体機械内に生じる気泡の急速な成長と、そのあとに続く特別なクラック音を伴う気泡の崩壊をキャビテーションといいます。
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image カルマン渦

円柱を過ぎる流れでは、レイノルズ数が2300を超えて乱流状態になると、円柱の後方に上下から交互に一定の間隔で渦が放出されます。この周期的な渦をカルマン渦と呼びます。
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image 水中渦

ポンプの吸い込み水槽などでは、流動条件および水槽形状により、竜巻のような強い旋回渦が発生する場合があります。このような渦を水中渦と呼んでいます。
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image 管共鳴

物理現象で、楽器のリードやスピーカーの音の振動が管の内部の空気に共鳴することで大きな音のエネルギーを作り出しています。例えば、パイプオルガンやフルートなどの管楽器は、PA機器が無くてもコンサートホールに響き渡る程の音を作り出します。
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image 転位

結晶中を動き回る欠陥(原子がすきまなく並んでいるわけではなく, 隙間のようなものと考えて欲しい)のことをいいます。強化とはこの転位が移動しづらい構造を作り出すことです(材料の強化)。
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