2010年4月30日(金) <第2499号>
− Aの囁きを聴く −
部下の立場にいるAさんは、一日を通して口に出る自分の"囁き"に注意を払っていません。
上司の立場にあるあなたは、部下のAさんの"囁き"を「かがやき」に変えてみてください。
1151.ミスをしても怒らず、信頼を寄せ続けた監督がいる。
バントを失敗した選手に対して、「もう少しいいバントができていたかもしれない」。
失投した投手に対して、「相手にうまく打たれた」。
1152.心の練れた(女・男)は、大事をなすには無邪気で私心がないことが肝要。
西郷の特技は聞き上手なことであった。
対座し、一見無のごとき表情をして相手の説をきく。
相手はついひきこまれるように弁じつくしてしまう。
竜馬が去ったあと、
「妙なひとじゃな。会っているときはさほどの言葉かずも交さなんだが、帰りなさると妙に心に残る」
勝(勝 海舟)が竜馬に西郷をどうみたかときいた。
「われはじめて西郷を見る。その人物、范漠としてとらえどころなし。ちょうど大鐘のごとし。
小さく叩けば小さく鳴り、大きく叩けば大きく鳴る」、と勝は大いに感嘆し、
「評する人、評せらるるも人」と。
1153.お客様の意見に耳を傾け、同意しているときは、セールスに成功した。
1154."お客様が経験する「会社」とは、従業員との接触にほかならない"
お客様が一人の従業員と接した際にどう感じたかが、
その人が会社そのものにどのような印象を抱くかを決定する。
1155.クレームが企業を育てる。
− 明日(5/1)は『1156.上司を批判しない部下は、信用するな!』を掲載します −
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1151.ミスをしても怒らず、信頼を寄せ続けた監督がいる。
1152.心の練れた(女・男)は、大事をなすには無邪気で私心がないことが肝要。
1153.お客様の意見に耳を傾け、同意しているときは、セールスに成功した。
1154."お客様が経験する「会社」とは、従業員との接触にほかならない"
1155.クレームが企業を育てる。
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