2010年4月25日(日) <第2494号>
− Aの囁きを聴く −
部下の立場にいるAさんは、一日を通して口に出る自分の"囁き"に注意を払っていません。
上司の立場にあるあなたは、部下のAさんの"囁き"を「かがやき」に変えてみてください。
1126.「そんなことをやってうまくいかない」
「自分も過去にやったけど、無駄だったからやめておいた方がいい」
致命的な失敗を身のまわりで起こさせないために、自分の上司の力量を見極めておく。
駄目上司かどうかを判断し、問題ありの場合は、いざというときに直訴できる別のマネジャーを
見つけておけ。
1127.「勝とうとするのをやめる」
上司は、あなたより力を持っている。
だから、時にはバンザイ(降伏)する。
もしかすると、上司が正しいかもしれないから。
1128.「兵は優秀だが、指揮官は無能」(苦言)
労働災害の専門家が言うには、企業のトップが安全管理に意識して取り組んでいるか否かで、
罹災率は3倍違うそうだ。
リーダーの心がけひとつで、失敗(リスク)の発生率を3分の1に抑えることができる。
1129.小さな失敗を隠す大企業には
「失敗を生かすことで時価評価をあげられる」という発想がないのだろうか?
1130.契約を楯にとって要望を退けるのは
日本的な感覚では"冷たく"感じられるかもしれない。
しかし、西洋的な感覚では、自分の立場を守る当然の主張だ。
− 明日(4/26)は『1131.日本という国の青春時代も終わってしまったのか?』を掲載します −
<バックナンバー>
1121.魅力的な会社とは、まず経営に透明性があることだ。
1122.製品の欠陥を隠す、国の補助金をだまし取る。
1123.「勝負ごとは痛い目にあわない」と身につかない。
1124.求人募集をしている会社へ
1125.NC(数値制御)の新型機械を担当するのは
1126.「そんなことをやってうまくいかない」
1127.「勝とうとするのをやめる」
1128.「兵は優秀だが、指揮官は無能」(苦言)
1129.小さな失敗を隠す大企業には
1130.契約を楯にとって要望を退けるのは
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