2010年3月25日(木) <第2463号>
− Aの囁きを聴く −
部下の立場にいるAさんは、一日を通して口に出る自分の"囁き"に注意を払っていません。
上司の立場にあるあなたは、部下のAさんの"囁き"を「かがやき」に変えてみてください。
971.「愚か」というのは、「おバカさん」とは違う。
知識が足らないことをいうのが「バカ」で、知恵が足らないことを「愚か」という。
つまり、知恵が足らないというのは、失敗の体験を生かすことができないことだ。
失敗から何かを学べない人は、経験や体験から知恵を増やすことができない。
972.「賢い」と思っている人は、ほんとうはあまり賢くない。
「賢い」「賢くない」は誰が決めるのか?それはあくまでも他人だ。
「賢さ」はつねに他者評価であって、自分で決めるものではない。
973.失敗から何かを学ぶとる子が賢い子だ。
失敗というのは、1つのやり方しか知らなかったからだ。
もっと別なやり方もあるということが、わかる子どもが賢い子どもなのだ。
974.親が賢くなれば子どもも賢くなる。
親は、賢い行ないを子どもに教えてあげる必要がある。
黙って、"人のために働くことって素敵だね"
と、子どもに自分の行動を通して伝えてやれたら、子どもは、賢い行ないのできる子どもになる。
「賢さ」というのはマニュアル化できない。
咄嗟、咄嗟の判断で自分の全人格がそこに表現される。
創造性と機転がなければできない。
975.遊んでばかりいた子は、けっして馬鹿ではない。
世の中の表と裏を見てきて、むしろたくましく生きている。収入だって決して悪くはない。
要するに学校における成績の良し悪しは、実社会において成功するか否かということとそれほど関係がないのだ。
− 明日(3/26)は『976.子どもが1番貢献度を感じるのは』を掲載します −
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