2010年3月13日(土) <第2451号> 
 
                       − Aの囁きを聴く −  
 
部下の立場にいるAさんは、一日を通して口に出る自分の"囁き"に注意を払っていません。 
上司の立場にあるあなたは、部下のAさんの"囁き"を「かがやき」に変えてみてください。  
 
911.人材の流動化と実務の効率化のためには 
雇用調整という口減らしではなく、能力のない者を狙い撃ちする指名解雇が有効である。 
 
912.転職をしたら損をするような社会や、その制度自体の改革を進める必要がある。 
何でもこなせるゼネラリストでありながら、各部門の専門家でもあることが求められる競争社会 
では、その競争に耐えられる人材こそが求められている。 
会社員が気楽な稼業だと言っていた高度成長時代が懐かしい。 
 
913.人と話をするとき、互いに意見の異なる問題を初めに取り上げない。 
まず、互いの意見が一致している問題から始め、それを絶えず強調しながら話を進める。 
その理由は、お互いに同一の目的に向かって努力しているのだということを、相手に理解させる 
ようにし、違いはただその方法だけだと強調させるためだ。 
 
914.困ったもんだ、気分がよくなる。 
他人のしくじりや失敗、どうでもよいような欠点をあげつらう。 
だれかの失敗がわかったときには、気分がよくなる。 
 
915.ミッションとは、自分自身の心を突き動かす力だ。 
「歯科医師」のミッションは、『患者の歯を抜かない』ことだ。 
歯の治療をドリルで穴をあけ、詰めものをし、そして請求書をだすことか? 
「自動車」業界のミッションは、『質の高い輸送と人々を豊かにする』ことだ。 
何台目の自動車を製造できるのかが業界のミッションか? 
「病院」のミッションは、『人々の健康を守るための質の高い場所にする』ことだ。 
どうすればベッドを満床にできるかではない。 
 
        − 明日(3/14)は『916.人は苦しい体験をした時などに』を掲載します −   
 
 
<バックナンバー>  
911.人材の流動化と実務の効率化のためには 
912.転職をしたら損をするような社会や、その制度自体の改革を進める必要がある。 
913.人と話をするとき、互いに意見の異なる問題を初めに取り上げない。 
914.困ったもんだ、気分がよくなる。 
915.ミッションとは、自分自身の心を突き動かす力だ。
 
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