2009年12月15日(火) <第2363号>
− Aの囁きを聴く −
部下の立場にいるAさんは、一日を通して口に出る自分の"囁き"に注意を払っていません。
上司の立場にあるあなたは、部下のAさんの"囁き"を「かがやき」に変えてみてください。
601.短期利益偏重や厳格すぎる内部統制など米国型経営の弊害が
日本企業の活力を奪ってきた。
602.どうすれば理念が浸透するのか?
上司が理念を尊重する組織であればあるほど、部下にも理念がより浸透する。
形ばかりの研修や、ただ闇雲に理念を暗礁させるのではなく、
日々の行動で理念を実践して示すことが重要である。
603.怖いのは、売れすぎることだ
菓子業界はブームが多い。
ブームで100売るよりも、10をコツコツと売り続けた方がいい。
どうしてか、ブームが終われば100は10でなく0に近いところまで落ち込むからだ。
604.マイナスの気持ちが蔓延すれば、どんな経営手法を導入しても企業は強くなれない
発想を変えて前向きな気持ちにさせる言葉が『理念』なのだ。
605.企業の強みには階層図(ピラミッド図)が必要
一番の底辺に「理念」があり、その上に「風土」がある。
そして「強み」「戦略」「商品・サービス」という順に頂点に上がっていく。
まず戦略ありきではない。
理念をきっちり共有できた社員が戦略を立て、製品を開発していかなければならない。
− 明日(12/16)は『606.最近の若い社員は指示されたことしかやらない』 −
<バックナンバー>
601.短期利益偏重や厳格すぎる内部統制など米国型経営の弊害が
602.どうすれば理念が浸透するのか?
603.怖いのは、売れすぎることだ
604.マイナスの気持ちが蔓延すれば、どんな経営手法を導入しても企業は強くなれない
605.企業の強みには階層図(ピラミッド図)が必要
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