2009年12月16日(水) <第2364号>
− Aの囁きを聴く −
部下の立場にいるAさんは、一日を通して口に出る自分の"囁き"に注意を払っていません。
上司の立場にあるあなたは、部下のAさんの"囁き"を「かがやき」に変えてみてください。
606.最近の若い社員は指示されたことしかやらない
会議などで積極的に発言しようとしない。
終業時刻が近づくと、勤務時間中なのにさっさと帰りじたくを始めてしまう。
「どうせ、分かり合えるはずはないのだから」と片づけてしまう前に、
あなたの側にも問題がないか考えたことがありますか?
607.上司は、部下がどんな仕事がしたくて入社してきたのか
どんな目標をもっているのか、部下の価値観をつぶさに答えられない。
上司からの働きかけが希薄な状態では、当然のことながら、
部下の主体性を引き出すことはできない。
608.あなたのチームが経営環境の変化に、迅速かつ柔軟に対応していくためには
自力で考え、新しい発想のできる創造型メンバーが必要である。
あなたのチームを創造的な集団に変えていこうとするとき、
まず目を向けなければならないのが、メンバーとの対話(コミュニケーション)ではないか。
609.自分が失敗したときには、それを次に活かす術を考えるべきだ
結果的に何が吉と出るかは分からない。
それは、企業経営でも同じことではないか。
610.企業が社会的責任を果たすためには、「法令を守ること」が求められる
企業は市場で自由に競争しているが、無責任な行動は許されない。
企業が存在を許されるのは、それがより豊かな社会を生み出すからで、
もし企業が社会の豊かさを損ない蝕むとすれば、市場から退場することになる。
"トラブル隠し"、"不正入札"、"食品偽装"など一連の不祥事から企業は、
再発防止へ向けてどう対応しているのか?
− 明日(12/17)は『611.あなたの会社は如何ですか?』 −
<バックナンバー>
601.短期利益偏重や厳格すぎる内部統制など米国型経営の弊害が
602.どうすれば理念が浸透するのか?
603.怖いのは、売れすぎることだ
604.マイナスの気持ちが蔓延すれば、どんな経営手法を導入しても企業は強くなれない
605.企業の強みには階層図(ピラミッド図)が必要
606.最近の若い社員は指示されたことしかやらない
607.上司は、部下がどんな仕事がしたくて入社してきたのか
608.あなたのチームが経営環境の変化に、迅速かつ柔軟に対応していくためには
609.自分が失敗したときには、それを次に活かす術を考えるべきだ
610.企業が社会的責任を果たすためには、「法令を守ること」が求められる
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