2009年6月27日(土) <第2194号>
リーダー 3/8の条件
− 8分の3の『強み』がなければ、魅力を感じさせるリーダーになれない −
魅力を感じさせるリーダーは、次の8つのマネージメントの内、3つの強みを発揮している。
1.「感情・マネジメント」
2.「ミーティング・マネジメント」
3.「プロダクティビティ・マネジメント」
4.「タイム・マネジメント」
5.「ストレス・マネジメント」
6.「ヘルス・マネジメント」
7.「パフォーマンス・マネジメント」
8.「キャリア・マネジメント」
付録「アクティブリスニング(AL 傾聴力)・マネジメント」
− アクティブリスニング(AL 傾聴力)に挑戦する −
ALとは他人の話に、しっかりと、注意深く、耳を傾ける能力。
(人は自分の話を聴いてくれる人にしか、自分の心を開かない)
12.聞く能力を高める
聞く能力は後天的に発達するものです。トレーニングをすれば、聞く能力は発達させることができます。
Q.あなたは、コミュニケーションにおける言葉以外の要素の働きについて理解していますか?
「聞く」ことを中心としたコミュニケーションのポイントは以下のとおりです。
・話すよりも聞くことに時間を割く
・質問に質問で答えない
・相手が話をしているとき、別のことを考えたり相手の考えを先読みしない
・相手に話させる。対話を独占しない
・どう答えるかは相手が話し終えてから(相手が話している間に考えない)
・簡単なメモをとる
(これによって相手は、自分の話がどのように聞こえているかについて集中する)
・最後まで聞く(途中で口を挟まない)
・タイミングよく相槌を打ったりうなづいたりする
・視線を合わせる
・相手のノンバーバルな情報を受け取る
・アクノレッジメントがある
・批判をしない、判断もしない
・コメントも忠告もしない(相手の同意を得てはじめて自分の考えを言う)
・辛抱強くなる
・聞いているというサインを送る
あなたは、この中から3つ書き出してください。そして、それを7日間実践してください。
− 明日(6/28)は『13.コミュニケーションにおける言葉以外の要素』を掲載します −
<バックナンバー>
00.はじめに
01.聞くことの意味
02.聞くことに関するアセスメント
03.コミュニケーションの主体
04.あなたの話は聞かれていない
05.「聞く」ことに対する誤解
06.「聞く」ことの妨げになるもの
07.聞き手のレセプターを開く
08.自分が見たいように見て、聞きたいように聞いている
09.相手の中にレセプターを作っていく
10.オートクラインとパラクライン
11.オートクラインを目的としたコミュニケーション
12.聞く能力を高める
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