2009年6月26日(金) <第2193号>
リーダー 3/8の条件
− 8分の3の『強み』がなければ、魅力を感じさせるリーダーになれない −
魅力を感じさせるリーダーは、次の8つのマネージメントの内、3つの強みを発揮している。
1.「感情・マネジメント」
2.「ミーティング・マネジメント」
3.「プロダクティビティ・マネジメント」
4.「タイム・マネジメント」
5.「ストレス・マネジメント」
6.「ヘルス・マネジメント」
7.「パフォーマンス・マネジメント」
8.「キャリア・マネジメント」
付録「アクティブリスニング(AL 傾聴力)・マネジメント」
− アクティブリスニング(AL 傾聴力)に挑戦する −
ALとは他人の話に、しっかりと、注意深く、耳を傾ける能力。
(人は自分の話を聴いてくれる人にしか、自分の心を開かない)
11.オートクラインを目的としたコミュニケーション
私たちは、人の目の前にいる人に向かって話しているが、同時に自分でも自分の話していることを聞いています。私たちは、人に話してはじめて自分が何を考えているかに気づいていきます。
「オートクラインを起こす聞き方」
私たちは、話す相手がいなければ、自分の思っていることにも気づきません。またアイディアにも気づけません。これが、私たちが話す理由のひとつです。一方、本人は気づいていませんが、聞く側も「オートクライン」を求めています。
私たちは、自分が何をしようとしているのか、どこへ向かおうとしているのか、自分で知りたいと思っています。聞くということに少しイメージを変えれば、相手が、自分で自分の頭を整理したりアイディアを引き出したりするのを手伝おうというスタンスに立つことができます。
私たちは自分が考えていることを知るためにも、話を聞いてくれる人を求めています。だから、オートクラインを目的としたコミュニケーションは必要なのです。
− 明日(6/27)は『12.聞く能力を高める』を掲載します −
<バックナンバー>
00.はじめに
01.聞くことの意味
02.聞くことに関するアセスメント
03.コミュニケーションの主体
04.あなたの話は聞かれていない
05.「聞く」ことに対する誤解
06.「聞く」ことの妨げになるもの
07.聞き手のレセプターを開く
08.自分が見たいように見て、聞きたいように聞いている
09.相手の中にレセプターを作っていく
10.オートクラインとパラクライン
11.オートクラインを目的としたコミュニケーション
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