2009年6月24日(水) <第2191号>
リーダー 3/8の条件
− 8分の3の『強み』がなければ、魅力を感じさせるリーダーになれない −
魅力を感じさせるリーダーは、次の8つのマネージメントの内、3つの強みを発揮している。
1.「感情・マネジメント」
2.「ミーティング・マネジメント」
3.「プロダクティビティ・マネジメント」
4.「タイム・マネジメント」
5.「ストレス・マネジメント」
6.「ヘルス・マネジメント」
7.「パフォーマンス・マネジメント」
8.「キャリア・マネジメント」
付録「アクティブリスニング(AL 傾聴力)・マネジメント」
− アクティブリスニング(AL 傾聴力)に挑戦する −
ALとは他人の話に、しっかりと、注意深く、耳を傾ける能力。
(人は自分の話を聴いてくれる人にしか、自分の心を開かない)
09.相手の中にレセプターを作っていく
相手にレセプターがなければ、何を言っても聞かれることはありません。言い換えると人間関係を作り出すということは、相手のレセプターを開いていくことです。
上司と部下の間に溝が生じる要因の1つは、両者の間にレセプターの有無、レセプターの違いという問題が介在しています。
もしあなたが相手とより良い人間関係を作り出していきたいのであれば、まずは対話の過程で、相手のレセプターがどこにあるのかを確かめます。次に相手の中に新しいレセプターを作っていきます。
すなわちコミュニケーションとは、相手の聞く能力に働きかけ、聞く能力を変えていくことなのです。ユーモアを解さないのは、そのレセプターがないからです。
「言っても分からない」ではなく、相手にあなたが伝えたいことに対するレセプターがないのです。だから、まずそのレセプターを作ることからはじめます。
− 明日(6/25)は『10.オートクラインとパラクライン』を掲載します −
<バックナンバー>
00.はじめに
01.聞くことの意味
02.聞くことに関するアセスメント
03.コミュニケーションの主体
04.あなたの話は聞かれていない
05.「聞く」ことに対する誤解
06.「聞く」ことの妨げになるもの
07.聞き手のレセプターを開く
08.自分が見たいように見て、聞きたいように聞いている
09.相手の中にレセプターを作っていく
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