2009年6月22日(月) <第2189号>
リーダー 3/8の条件
− 8分の3の『強み』がなければ、魅力を感じさせるリーダーになれない −
魅力を感じさせるリーダーは、次の8つのマネージメントの内、3つの強みを発揮している。
1.「感情・マネジメント」
2.「ミーティング・マネジメント」
3.「プロダクティビティ・マネジメント」
4.「タイム・マネジメント」
5.「ストレス・マネジメント」
6.「ヘルス・マネジメント」
7.「パフォーマンス・マネジメント」
8.「キャリア・マネジメント」
付録「アクティブリスニング(AL 傾聴力)・マネジメント」
− アクティブリスニング(AL 傾聴力)に挑戦する −
ALとは他人の話に、しっかりと、注意深く、耳を傾ける能力。
(人は自分の話を聴いてくれる人にしか、自分の心を開かない)
07.聞き手のレセプターを開く
私たちは、耳でなく、脳で聞いています。脳の中の「レセプター」で聞いています。レセプターは、ただ単にやってくる情報を受けとっているのではなく、受けとると決めた情報だけを受け入れる、
それどころか、ほしい情報は率先してとりにいっています。
ところで、人はなぜ人の話を聞かないのでしょうか?
それは人は自分が見たいように見て、聞きたいように聞いているからです。実は、「聞く」ことを
妨げている最も重要な要因は、そもそも私たち自身の知覚、物事の認識の仕方にあります。
・自分が見たいように見て、聞きたいように聞いている
・見せてくれなければ信じないというが、もともと信じてもいないものは、見ようともしない
・見たり聞いたりしたものには、例外なく自分の解釈によって色がつけられ、形も変えられている
これが私たちの知覚なのです。
人は周りの事実よりも自分の解釈のほうを優先するのです。
− 明日(6/23)は『08.自分が見たいように見て、聞きたいように聞いている』を掲載します −
<バックナンバー>
00.はじめに
01.聞くことの意味
02.聞くことに関するアセスメント
03.コミュニケーションの主体
04.あなたの話は聞かれていない
05.「聞く」ことに対する誤解
06.「聞く」ことの妨げになるもの
07.聞き手のレセプターを開く
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