2009年6月21日(日) <第2188号>
リーダー 3/8の条件
− 8分の3の『強み』がなければ、魅力を感じさせるリーダーになれない −
魅力を感じさせるリーダーは、次の8つのマネージメントの内、3つの強みを発揮している。
1.「感情・マネジメント」
2.「ミーティング・マネジメント」
3.「プロダクティビティ・マネジメント」
4.「タイム・マネジメント」
5.「ストレス・マネジメント」
6.「ヘルス・マネジメント」
7.「パフォーマンス・マネジメント」
8.「キャリア・マネジメント」
付録「アクティブリスニング(AL 傾聴力)・マネジメント」
− アクティブリスニング(AL 傾聴力)に挑戦する −
ALとは他人の話に、しっかりと、注意深く、耳を傾ける能力。
(人は自分の話を聴いてくれる人にしか、自分の心を開かない)
06.「聞く」ことの妨げになるもの
1.先入観
人の評価はそれを行った人の先入観となるだけで、人間関係には役に立ちません。
2.騒音
20代の女性。財団法人の事務局で事務をしています。
事務局長は週に一度はパチンパチンと爪を切る、隣の人はクチャクチャとガムを噛み、
前の人はせきの後に「かーっ」とたんを吐き、静かな人でも貧乏ゆすりをしています。
朝から晩まで、毎日同じ部屋で癖の音(耳障りな騒音)に悩んでいます。
3.聞き手の問題
(1)相手よりも自分に集中してしまう
混乱や葛藤が生まれます。「私だったら」的な考え方は効果的なコミュニケーションを妨げます。
(2)相手に攻撃されているように感じることから起こる防御
(3)相手よりもよく知っていると思う優越感
(4)自分が物事の中心であると思うエゴ
4.ボキャブラリー(語彙)
相手を傷つけないように思ったら、頭のなかにある言葉の中からいちばん適切なものを選んで
発言します。だから、相手とコミュニケーションするためには豊富な語彙が必要です。
− 明日(6/22)は『07.聞き手のレセプターを開く』を掲載します −
<バックナンバー>
00.はじめに
01.聞くことの意味
02.聞くことに関するアセスメント
03.コミュニケーションの主体
04.あなたの話は聞かれていない
05.「聞く」ことに対する誤解
06.「聞く」ことの妨げになるもの
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