2009年1月25日(日) <第2041号>
ハローワークに三度来てはいけない!
12.ハローワーカー、『職業人意識』を持ちましょうよ!
T.責任感
1.職業人としての責任
2.職業人としての組織秩序の維持
(1)決められた指示系統に沿って、業務を遂行する意識を持つ
1)指示系統を遵守する
まずは、会社が成長し、発展していくためには、会社組織を構成する従業員が同じ方向に向かって業務を遂行していきます。従業員皆が同じ方向を向くために会社組織には一定の指示系統があります。
次に、「自分は誰から指示を受けるのか」、あるいは、「誰に指示を仰ぐのか」、指示系統を確認しておきます。迷ったときに自分勝手な判断で仕事を推し進めることは避けます。自分が個人的に判断したことでも、対外的には、会社は判断したこととして見られます。
2)円滑な指示伝達を受ける
まずは、日頃から、上司・先輩・同僚の上下関係をしっかりとわきまえます。
上司には「尊敬の気持ち」を、先輩には「素直に指導してもらう気持ち」を、
同僚には「親しみやすい気持ち」で接するように意識します。
次に、すぐに結果を残そうと焦って自分勝手な判断をすることは避けます。
そして、上司や先輩の指示に従って行動します。
<指示を受けるときには>
・呼ばれたらすぐに返事をして立ち上がります。
・呼ばれた人のところにすぐに向かいます。
・指示・命令の内容をメモを取りながら、正確に聴き取ります。
・最後まで聴きます。疑問点は話が終わってからまとめて聴きます。
・疑問や質問があるときは素直に尋ねます。
・内容を復唱し、確認します。
・仕事が重なり、自分で判断できないときは、上司や先輩に優先順位を確認します。
− 明日(1/26)は「(2)報告・連絡・相談などを適切なタイミングで行う」を掲載します −
<バックナンバー>
”社長、これじゃ、若いもんは来ませんよ!ハローワーカーの目線で求人を出して下さいよ”
第一編 ハローワーカーの目線で求人企業側に対する要望
01.社長、もっと「聴く」力を習得してよ!
02.社長、もっと明るい挨拶をしてよ!
03.社長、働きやすい会社ってどんな職場なの?
04.社長、待てますか?
05.社長、インターンシップ(就労擬似体験)制度がありますか?
06.社長、企業の価値観を提示していますか?
07.社長、「採用戦略」を考えていますか?
08.社長、若年者の職場定着率をアップしてよ?
09.社長、あなたの力だけで会社が大きくなれますか?
10.社長、こんなユニークな休暇制度もありますよ!
第二編 キャリア・コンサルタントの目線でハローワーカーへの提案
01.ハローワーカー、家庭がうまくいっていますか?
02.ハローワーカー、「ライフシェア」をしていますか?
03.ハローワーカー、フリーターになると能力開発の機会もなくなりますよ!
04.ハローワーカー、まだ半分ありますよ!
05.ハローワーカー、「正社員」にこだわりませんか?
06.ハローワーカー、自分のために働きましょう!
07.ハローワーカー、朝はご飯を食べましょうよ!
08.ハローワーカー、自分の「強み」を見つけましょう!
09.ハローワーカー、キャリア・コンサルタントを活用しませんか?
10.ハローワーカー、「ワーキングプア」が増加していますよ!
11.ハローワーカー、人と話すのが不得意ですか?
12.ハローワーカー、『職業人意識』を持ちましょうよ!
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