2009年1月13日(火) <第2029号>
ハローワークに三度来てはいけない!
5.ハローワーカー、「正社員」にこだわりませんか?
多くの中高年フリーターは、高度な技能や実務経験がなく即戦力たりえず、正社員として採用されることが難しい。
結婚できず、子を持てず、そのうえ無年金という中高年フリーターが増えている。
また新卒時にフリーターだった人の5割以上はフリーターのままであるともいわれている。
また、高校を卒業してから60歳までフリーターを続けた場合の生涯賃金は約5200万円と、正社員として働き続けた合の生涯賃金は約2億1500万円と比べると実に1/4にしかならない。
生涯賃金だけではなく、学校卒業時の就職でフリーターであった女性は結婚をためらい、晩婚化し、ますます少子化が進んでいく。
では、どうすれば働く女性が安心して結婚、そして出産ができるようになるのか?
それは、学校卒業時の就職で正社員として採用されることが望ましい。
<バックナンバー>
”社長、これじゃ、若いもんは来ませんよ!ハローワーカーの目線で求人を出して下さいよ”
第一編 ハローワーカーの目線で求人企業側に対する要望
01.社長、もっと「聴く」力を習得してよ!
02.社長、もっと明るい挨拶をしてよ!
03.社長、働きやすい会社ってどんな職場なの?
04.社長、待てますか?
05.社長、インターンシップ(就労擬似体験)制度がありますか?
06.社長、企業の価値観を提示していますか?
07.社長、「採用戦略」を考えていますか?
08.社長、若年者の職場定着率をアップしてよ?
09.社長、あなたの力だけで会社が大きくなれますか?
10.社長、こんなユニークな休暇制度もありますよ!
第二編 キャリア・コンサルタントの目線でハローワーカーへの提案
01.ハローワーカー、家庭がうまくいっていますか?
02.ハローワーカー、「ライフシェア」をしていますか?
03.ハローワーカー、フリーターになると能力開発の機会もなくなりますよ!
04.ハローワーカー、まだ半分ありますよ!
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