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2009年1月11日(日) <第2027号>
ハローワークに三度来てはいけない!
3.ハローワーカー、フリーターになると能力開発の機会もなくなりますよ!
正社員の生涯賃金が約2億5,000万円に対し、フリーターのそれは約6,000万円に過ぎないといわれている。今後ますます、正社員とフリーターに2極化していくだろう。
フリーターになると能力開発の機会もなく、一定年齢になると正社員になることは不可能に近くなる。低賃金のフリーターは、社会保険料を納めることも困難で、家族を扶養することもできない状態である。
フリーターは雇用が確保されず、単純作業を低賃金で行うと位置付けられ、一方の正社員は、雇用が確保され、かつ高賃金である。ところが現実には、終身雇用制は崩壊している。正社員は、比較的長期間雇用が確保されているというのが正しい。
バブル崩壊時までの大量生産・大量消費時代までは、すべてが右肩上がりだった。皆仲良くその果実を享受することができた。
しかし、その前提が崩れた今、能力や人間そのものの選別が始まった。一億総中流といわれたのは、ほんの少し前のこと。いま本当に厳しい時代に突入している。
<バックナンバー>
”社長、これじゃ、若いもんは来ませんよ!ハローワーカーの目線で求人を出して下さいよ”
第一編 ハローワーカーの目線で求人企業側に対する要望
01.社長、もっと「聴く」力を習得してよ!
02.社長、もっと明るい挨拶をしてよ!
03.社長、働きやすい会社ってどんな職場なの?
04.社長、待てますか?
05.社長、インターンシップ(就労擬似体験)制度がありますか?
06.社長、企業の価値観を提示していますか?
07.社長、「採用戦略」を考えていますか?
08.社長、若年者の職場定着率をアップしてよ?
09.社長、あなたの力だけで会社が大きくなれますか?
10.社長、こんなユニークな休暇制度もありますよ!
第二編 キャリア・コンサルタントの目線でハローワーカーへの提案
01.ハローワーカー、家庭がうまくいっていますか?
02.ハローワーカー、「ライフシェア」をしていますか?
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