2007年4月10日(火) <第1830号> − さまざまな人たちとの対話 − 今月はコミュニケーションの約束事とコミュニケーションの現状を見ていきます。 対話の目的は、対話とコミュニケーションを理解し、その可能性を広げることにあります。 【11】コミュニケーションのイメージをつくる(その1) Q.あなたは人と話す前には、事前によいイメージをつくっていますか? Q.あなたはイメージをつくり出す手順を持っていますか? (音から入る、絵から入る、言葉から入る、感じから入るなど) Q.あなたは人と話しているときの自分をイメージすることができますか? Q.あなたは自分に対するイメージが、どのようなものかを知っていますか? コーチとクライアントの二人の前には大きなキャンパスを用意して、そこにはクライアントがヴィジョンを描きます。コーチはクライアントが、のぼのびと自由にヴィジョンが描けるように、そこに対話を作り出します。 なんのイメージも持たずに対話の中に入り込んでしまうと、相手の言葉や態度に影響されてしまい、そこでの対話におけるもともとの目的が達成されなくなってしまいます。 人と話す5分前には対話の目的、自分が相手に伝えようと思っていること、相手とどのような関係をつくりたいと思っているか、注意したほうがいい自分の態度や言葉の選択をします。 たとえば、相手が否定的であった場合は相手の状態があまりよくなかったときの対応についてイメージしておきます。 <バックナンバー> 【01】コミュニケーションを広げる 【02】コミュニケーションの約束事 【03】コミュニケーションにおける距離感 【04】コミュニケーションの事例(その1) 【05】コミュニケーションの未完了をもたらすもの(その1) 【06】コミュニケーションの未完了をもたらすもの(その2) 【07】コミュニケーションの事例(その2) 【08】コミュニケーション環境の整備 【09】コミュニケーションの未完了を完了させる 【10】コミュニケーションにおける人間関係を築く (コーチ 小江戸)
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