2007年2月25日(日) <第1786号>
− 同族経営者のための実践講座 −
同族経営会社の後継者育成
中小企業のほとんどは同族経営です。
<同族の長所>
二世の新しい理論と一世の経験は時に対立することはあっても前進のために欠くべからざる武器です。
一世・二世が、共通の使命感と事業拡大の意欲に燃える時に二世教育は真価を発揮します。
同時に同族企業の強みにもなるのです
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- 【効果的な質問】 -
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<質問の力>
1.質問は考える力を育てる
質問をされると、人は自動的にそれに答えようとし、答えるために考えます。
質問は相手の思考力を刺激して伸ばすために使うことができます。
2.質問はモチベーションを上げる
何をしていいのか分からないとき、質問に答えていく中で、やるべきことがはっきりみえてくることがあります。やるべきことがはっきりすると、人は自ら行動を起こすことができるようになります。
3.質問は人の心を開く
誰でも、自分の思っていることや考えを人に聞いてもらうことを喜ぶものです。
質問することで、相手に興味を持っていることを伝えることができます。
4.質問は聴く力を伸ばす
効果的な質問をするスキルを磨くことで、より的確な答えを手に入れることができるようになります。その結果、相手の話の中で最も大切なことに焦点を絞って聴くことができるようになります。
私たちは通常、質問にこうした「力」があることをあまり意識していません。しかし前記のような質問の「力」を上手に生かすことができれば、多くのことが可能になります。
<バックナンバー>
【01】「ミッションを絞り込む質問」
【02】「強みを見つける質問」
【03】「客観性を確認する質問」
【04】「効果的な質問をつくるポイント」
【05】「効果的な質問の条件」
【06】「限定質問と拡大質問(その1)」
【07】「限定質問と拡大質問(その2)」
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