2002年8月12日(月) <第250号> ■eエンジニアリングニュース ○ケイ・エス・ティ・ワールド(福井市)は、基板に高純度で厚さや光の屈折率が従来より均一な石英ガラスの厚膜を形成できる「熱酸化法」を用いた量産技術を確立しました。(2002年8月9日) < http://www.kstworld.co.jp/services1.html#lev07 > ※アバウト ケイ・エス・ティ・ワールド(株)< http://www.kstworld.co.jp/ > ○ホンダは、2002年8月8日、今秋発売する「アコード」に搭載する、側面衝突時に広がるサイドカーテンエアバックに、子どもから大人まで様々な体格に対応できる高性能品を開発したと発表しました。(2002年8月9日)< http://www.honda.co.jp/news/2002/4020808.html > ※アバウト ホンダ< http://www.honda.co.jp/ > ■乱視点 ○「熱酸化法」 < http://www.sft.mfnet.ne.jp/~takeshi_a/CT/semicon/3/fr2.htm > 熱酸化法は、摂氏1000度を超える炉内で基板の表面を酸化させ、膜を形成する技術です。このため、高温を制御する必要がありました。 ケイ・エス・ティ・ワールドは、不純物を混ぜて加工する蒸着法などに比べ品質にばらつきがあった炉内の温度調整を工夫し、不良品の発生率を蒸着法以下に抑えています。 ○エアバック < http://www.good-carlife.com/hakase/car/eabak/eabakkutop.html > 側面衝突は、交通事故の約1/4を占め、そのうち1/3は頭部や頸部を損傷しているといわれています。 従来、エアバックを広げる方式は、アルゴンガスや化学燃焼、両者の混合式などが大半でした。バッグの損傷を防ぐために膨張速度に制約があり、「0.020秒を切るのは難しかった」とホンダでがいっています。 サイドカーテンエアバックは、エアバックの膨張には圧縮ヘリウムガスを活用し、衝突時には約0.015秒で窓全面をカバーしています。 ■ピックアップリンク ○導体製造工程が紹介されています。 < http://www.techno-q.com/frontend.htm > ○○とはシリーズです。 ○熱対策とは < http://www.nipponblower.com/netutaisaku/ > ○工業用ミシンの糸切り部品とは < http://www.obako.or.jp/asltd/sei22.htm >
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