2001年11月9日(金)<第52号>
<見出し> ―――――――――――――――――――――――――――――
●設計までも中国へシフトしてしまうのか・・・
崩れるモノ作りの常識(「職人の指と経験」が支えてきた日本)
開発期間の短縮への挑戦
・「なぜ金型が必要なのか」
・「樹脂成型はなぜ射出で金属はプレスなのか」
■熱設計(放熱・排熱対策)
一般車両用制御装置内の放熱対策
【電車駆動用制御装置】
【1】<日立製作所>
【2】<東芝>
―――――――――――――――――――――― [No.52 2001年11月09日]
<日立製作所>
【ATC(自動列車制御装置)】
↓
http://www.hitachi.co.jp/Div/mito/koutu/koutu.htm
<東芝>
【DDインバーター】
↓
http://www.toshiba.co.jp/about/reports/ar98/power_j.htm
<IMO>
●Goals
ファンやブロアーを無くしたい。
●Scenario
現状は
・密閉箱或いは一部開放箱内に発熱体が有ります。
・冷却は筐体表面から空気中に輻射で放熱します。
・筐体内にファンが有り、そのファンで筐体内の空気を強制的に廻し、
ヒートスポットの発生を防いでいます。
冷却手段は
・熱伝導
・自然対流
・輻射熱伝達などです。
インバータ装置やATC装置は比較的標準化がしやすい製品です。 3次元CADのパラメトリック設計機能を使って、半自動でモデルを作成すれば 収納品や筐体構造の標準化が可能であり、モデルの作成時間も削減できます。 さらに、熱対策の前に構造解析で強度計算した後、そのモデルに対して熱流体 解析を実行しながらファンやブロアーの数を減らすことが求められています。
(小型軽量化)
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