2011年11月25日（金） <第3069号>



　　　　　　 　　■■■■■■■■辛卯(かのとう)の２０１１年を囁く■■■■■■■■

3701.日本人は久しく３つの知のバランスをとってきた。
それは「和漢洋」だ。
そして、教養を形成してきた。

3702.当り前のことは教科書には出てこない。

3703.企業同士の競争は究極的には人と人との競争だ。
社員個人の「気迫」にかかっている。
企業は建物でも、決算書でもない。
人である。
人と人がつくる社風こそ企業を支える無二の資産であり、
それが企業を発展させたり、衰退させたりする。

3704.親の経済格差は希望格差として子どもに引き継がれる。
希望格差とは、親の姿から将来の自分像を描くことだ。
（貧困層は「努力しても報われない」と思いがちになる）。
また働く親の姿を見ていない子どもは、「働かなくても生活できる」と就労意欲が低下する。

3705.「瀬島学校」には「心得」があった。
一、着眼大局　着手小局。
目標は高く、広く、長期的に。
一、戦略は戦術をカバーするが、戦術は戦略をカバーできない。
一、心得メモ。
・仕える上司の意図をよくつかみ、誠心誠意仕えるべし
・勉強せよ。
経済情勢、業界情勢、営業・商品知識。
・謙虚たれ。
・営業部門とは御用聞きのつもりで接するように。

　　　　　　−　明日（１１／２６）は『3706.外交とは、相手の言い分を何とか押し返す。』　−


＜バックナンバー＞
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