2010年9月29日(水) <第2651号>
− Aの囁きを聴く −
部下の立場にいるAさんは、一日を通して口に出る自分の"囁き"に注意を払っていません。
上司の立場にあるあなたは、部下のAさんの"囁き"を「かがやき」に変えてみてください。
1831.繊細、神経質に気に留める人は丁寧にものづくりをする。
1832.中小企業のほとんどは同族経営だ。
1代目は"仕事の鬼"。2代目となれば対人信用は疑問視される。
1代目なら無担保でも金を貸すが、2代目では有担でという場合が多い。
とかく1代目はワンマン。2代目もワンマンだと"若さ"が悪い方に出るときがある。
よきブレーンと共に、1代目のよいところを真似て、その上に近代センスを導入していく。
1833.多様性を活かす能力には3つのスキルがベースになっている。
1)自分とは異なった人たちと協調的に仕事を進める。
2)ほかの人たちの示す独得な方法にも価値を認める。
3)このような独得な方法が生み出すいかなる機会も活かす。
多様性を活かすと、潜在的な利益、たとえば利益率の向上、組織学習の強化、柔軟性、
さらに変化を続けるマーケットへの迅速な適応といった利益が生まれる。
1834.一人の従業員の退社から生じる企業にとっての損失は
その従業員の丸1年分の給与額に匹敵する。
1835.質問をする前に考えろ!
質問をする前に、何の目的で質問をするのかについて明確にする。
同時に、適切なタイミングかどうか、言葉遣いはどうか、
相手にどんな影響を与えるかについても考える。
たとえば、次のような質問を自分に問いかける。
この質問をすることで達成したいこと、手に入れたい状態は正確には何か?
この質問をするのにいいタイミングはいつか?
この質問は相手にどんな影響を与えるだろうか?
答えを誘導するような質問にはなっていないか?
この質問は、詰問にはなっていないか?
相手が受けとりやすい表現はどんなものか?
− 明日(9/30)は『1836.同族企業には「強み」がある。』を掲載します −
<バックナンバー>
1831.繊細、神経質に気に留める人は丁寧にものづくりをする。
1832.中小企業のほとんどは同族経営だ。
1833.多様性を活かす能力には3つのスキルがベースになっている。
1834.一人の従業員の退社から生じる企業にとっての損失は
1835.質問をする前に考えろ!
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