2010年4月4日(日) <第2473号>
− Aの囁きを聴く −
部下の立場にいるAさんは、一日を通して口に出る自分の"囁き"に注意を払っていません。
上司の立場にあるあなたは、部下のAさんの"囁き"を「かがやき」に変えてみてください。
1021.あまり効果がない助言は、正しいけれどわかりきった陳腐な標語だ。
「廊下は走らないように」
「授業中は私語をつつしみましょう」
「黒板は毎回消しておくこと」
「食後は歯を磨くように」
1022.人間には、教えたい本能がある。
一方、人間には学びたい本能もあるが、教えたいという気持ちが強い。
人間は、自分に必要なことを学びたいし、必要でないことを学びたくない。
「学びたいか、学びたくないかを決めるのは、頭ではなく当人の心」だ。
1023.素直に聞くには、訓練しないとできない。
聞くときは「Listen」するだけで、「Ask」しない。
1024.子どもの話をよく聞いてやる親は、子どもから尊敬されて、子育てがうまくいく。
1025.親切と過保護は、紙一重。
日本人は、周りの人や環境との関わりにおいて、紙一重のバランスを学んできた。
だから、お年寄りは若者には親切だ。
− 明日(4/5)は『1026.社員の副業は違法か』を掲載します −
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1021.あまり効果がない助言は、正しいけれどわかりきった陳腐な標語だ。
1022.人間には、教えたい本能がある。
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1025.親切と過保護は、紙一重。
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