2009年12月19日（土） <第2367号>

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　−　Ａの囁きを聴く　−

部下の立場にいるＡさんは、一日を通して口に出る自分の"囁き"に注意を払っていません。
上司の立場にあるあなたは、部下のＡさんの"囁き"を「かがやき」に変えてみてください。

621.いま、企業にとっては、株主はもとより
消費者、地域社会などとコミュニケーションを行うとともに、
企業情報を適切かつタイムリーに開示することが求められている。

622.内部告発の徹底は「企業倫理相談窓口」から
トラブル隠しに対して、社内外を問わず、電話、手紙、Fax、電子メールなどで情報を受け付ける。

623.企業内の不祥事は部外者が発見するのは難しいので
内部告発をしやすい社内体制が必要になっている。
ただ、内部告発はときには誹謗中傷になり、告発した人の身分保障など体制の実効効果が
出にくい。
また、内部告発の対象をグループ社員にまで広げたコンプライアンス(法令順守)の相談窓口を
設けた企業もある。
追跡調査が必要なときグループ企業に協力を求めた場合、勇気を持った告発者が不利益を被らない制度をどう作っていくか、その告発を不正の発見や未然防止にどのように生かすのか、企業の模索は続いていく。

624.明らかに実力のない上司の下では、部下は働けない
つまらない家柄を誇っても、人間の中身は成長しない。
実力や人望の伴わない、単なる世襲やコネの人事は、企業の地力を伸ばさない。

625.目の前の利益に、熱中しすぎていないだろうか
目先の利益を追いかけすぎると、周りの情勢や将来展望を忘れて、いつか損をする。
一つの取引に熱中しても､それが打ち切られた時に、窮地に追い込まれてしまうかもしれない。

　　　　　　 　　　　 −　明日(12/20)は『626.真っ赤なうそとは事実と異なる。』　−　


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621.いま、企業にとっては、株主はもとより
622.内部告発の徹底は「企業倫理相談窓口」から
623.企業内の不祥事は部外者が発見するのは難しいので
624.明らかに実力のない上司の下では、部下は働けない
625.目の前の利益に、熱中しすぎていないだろうか

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