2009年4月7日(火) <第2113号>
リーダー 3/8の条件
− 8分の3の『強み』がなければ、魅力を感じさせるリーダーになれない −
X.「ストレス・マネジメント」
ストレスはよいものでも悪いものでもありません。
07.適度なストレスレベルが最大のパフォーマンスを生む
・低すぎるストレスレベルにも問題がある
・最適なストレスレベルを創造する
この両者の間に、最適なストレスレベル(Optimal Stress)といわれる状態があります。この状態は、気分が爽快で意欲、集中力、分析力が高く、記憶や注意力も鋭敏で、最も生産性が高い。
この最適のストレスレベルを日常生活の中で創造していくのがストレスをコントロールすることの目的のひとつです。
たとえば、上司が部下のパフォーマンスを最大限に引き出すには、彼らのストレスレベルをこの最適なストレスレベルにコントロールしていくことが大切です。
Q.あなたは今、自分にとってどんなストレッサーやストレスが役に立っていますか?
ご自分で書き出して見てください。
<最適のストレスレベル>
・気分爽快
・集中力が高い
・エネルギッシュ
・実力発揮
・トラブルを冷静に処理
・記憶力増大
・ひらめき
<ストレスの悪い影響>
・イライラ
・不安
・過緊張
・混乱
・頭痛
・胃痛
・肩こり
・抑うつ
・肥満
<ストレスによる障害>
・胃
・十二指腸潰瘍
・高血圧
・心筋梗塞
・自律神経失調症
・反応性うつ病
− 明日(4/8)は『08.ストレスレベルとサインを知る』を掲載します −
<バックナンバー>
X.「ストレス・マネジメント」
00.はじめに
01.ストレスに対する理解を深める
02.自分のストレスレベルを知る
03.ストレスを理解する必要のある理由
04.ストレス・コントロールの基本
05.ストレスの反応を実感する
06.ストレス反応の生理学的メカニズム
07.適度なストレスレベルが最大のパフォーマンスを生む
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