2009年3月21日(土) <第2096号>
リーダー 3/8の条件
− 8分の3の『強み』がなければ、魅力を感じさせるリーダーになれない −
V.「プロダクティビティ・マネジメント」
生産性(プロダクティビティ)とは、インプットしたもの(たとえば材料費、人件費、設備等)に対して
どのくらいアウトプット(製品、サービス等)があったのか、ということを測るための指標です。
12.自主参加型マネジメント・テクニック
(1)提案システム
(2)報奨制度
(3)アセスメント・フィードバック
(4)職務の充実
(5)仕事と生活のバランス
チームあるいは組織は、仕事の生産性を向上させながら、メンバー個人の生活も豊かになるようにバランスをとることが重要です。在宅業務を認めるのもその一例です。
(6)品質管理サークル
品質管理サークルとは、職場の問題にスポットを当て、それを解決するために定期的に集まるグループです。品質管理サークルは、扱う問題の内容によってさまざまなインターバルをとって集まります。毎週のグループもあれば、隔週、月1 回といったグループもあります。
(7)ワーク・チーム
ワーク・チームとは、自主的にマネジメントを行うセルフ・マネジメント・チームです。ワーク・チーム体制は、従来トップ・マネジメントが持っていた権限をより低いマネジメントレベルへ委譲することになります。チームの意思決定は、リーダーレベルで行われます。
たとえば、チーム単位で製造を行い、在庫や品質に対する責任を負います。チームで問題を解決し、在庫スケジュールまでも管理します。チームで自分たちの作業方法を開発し、どのチームメンバーがどの作業を行うかということも決めます。
ワーク・チームは、チームメンバーの誰もがリーダーシップに携わるというアイディアをベースとしています。ワーク・チームは、メンバーを採用したり、報奨したり、処罰したり、あるいはチームの業績基準を満たさないメンバーを解雇する権利を持つ場合があります。そのため、ワーク・チームのメンバーの欠勤率や離職率が低下する傾向にあります。なぜなら、成功しているワーク・チームのメンバーは、かなり高いレベルの仕事満足度(能力適正、達成感、承認度など)が報告されているからです。
− 明日(3/22)は『12.(8)ハイパフォーマンス・ワーク・システム』を掲載します −
<バックナンバー>
V.「プロダクティビティ・マネジメント」
00.生産性(プロダクティビティ)とは
01.インプット(Input)に対するアウトプット(Output)の割合生産性
02.生産性の測定法
03.生産性を向上させる3つの方法
04.リソースを活用した生産性の向上
05.研修の生産性の向上
06.部下の生産性向上のための業績評価
07.(2)部下の業績評価のための5つのステップ1、2
08.(2)部下の業績評価のための5つのステップ ステップ3
09.(2)部下の業績評価のための5つのステップ ステップ4、5
10.テクノロジーと人の行動・生産性との関係
11.チームの生産性と自主参加型マネジメント
12.自主参加型マネジメント・テクニック
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