2009年2月26日(木) <第2073号> 
 
                      リーダー 3/8の条件  
 
       − 8分の3の『強み』がなければ、魅力を感じさせるリーダーになれない −  
 
U.「ミーティング・マネジメント」 
 
人件費に割かれるミーティングのコストと時間は馬鹿にならない。 
 
02.ミーティングを成功させるポイント 
ミーティングの目的に応じ、ミーティングの進め方や結論の出し方は異なっています。 
ミーティングを成功させるポイントは、目的を参加者全体で把握していること、最終的な落としどころのイメージをミーティングの開始時点で持っていることが必要です。 
 
1.意思決定する 
意思決定を最終的には誰がするのか、あるいはどうやって決定するのかを参加者全員が理解しています。 
 
2.問題を解決する 
問題意識(「何が上手くいかないのか」)を持って、「どうしたら上手くいくのか」を考えた上で参加しています。 
 
3.ブレーンストーミングをする 
アイディアを沢山出し合うために、参加者が自由にものが言える雰囲気づくりを意識しています。 
 
4.フィードバックをする 
参加者全員が必ず発言する機会を与えています。 
また、参加者がフィードバックの仕方を知っていること、ファシリテイターがフィードバックを批判や個人攻撃と感じないように気遣いしています。 
 
5.情報を共有する 
情報を共有するだけのミーティングは開催しません。 
上記1.から4.までの目的が同時に求められているときに、問題解決のミーティングに変わってしまいます。 
 
ファシリテイターはミーティングの目的が途中で変わったときは、ミーティングをいったん区切り、目的の異なるミーティングとして仕切り直しています。 
 
<ミーティングにおける役割分担> 
役割分担が決まっておらず、その場の雰囲気で役割が決まるミーティングは機能しません。 
司会役は何時の間にか自分の主張を言いはじめ、書記は自分の解釈でメモし、参加者はいつの間にか傍観者となり、どうして今自分がここにいるのかを忘れます。 
 
 
こうならないために、ミーティングに参加する全員が、誰が何の責任を担っているのかをミーティング開催前に認識しています。 
・ファシリテイター 
・参加者 
・書記 
 
            − 明日(2/27)は『03.よいミーティング』を掲載します −  
 
 
<バックナンバー>  
U.「ミーティング・マネジメント」 
00.プロファイリングする 
01.ファシリテイターの役割 
02.ミーティングを成功させるポイント
 
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