2009年2月17日(火) <第2064号>
リーダー 3/8の条件
− 8分の3の『強み』がなければ、魅力を感じさせるリーダーになれない −
T.「感情・マネジメント」
自分の感情を理解できてはじめて人(上司)は、
他者(部下)の感情に対しても適切に対応することができる。
05.信念と自己認識
まずは私たちの思考の働きを「信念(Belief)」を通してみていきます。
次に信念と感情の関連についてみていきます。
信念とは私たちが未来に向かって進むときに持っている「地図」のようなものです。
地図を持つことで私たちは安全に歩くことができます。
信念があるから私たちはいちいち戸惑ったりせずに、行動を起こすことができます。
しかしながら、信念には問題点があります。
Q.あなたは過去に、「この人はこういう人だ」という信念を固定させて、
つき合っていたことはありませんか?
Q.あなたはいま、過去の地図を見てはいませんか?
信念はあくまでも思い込んだことであって、真実ではないのです。
<思考の働きと感情>
思考とは考えていること、感情とは感じていることです。
自分が否定的な気持ちになったとき、「今、どんなことを考えているのだろう」
と自問自答してみてください。
ひとたび思考が目の前の出来事や、他人や自分の言動に対して、
「これでいいのだろうか・・・」
「もし・・・なったら・・・」
「もっと・・・すべきじゃないのか・・・」
と考えれば、とたんに不安、居心地の悪さ、駆り立てられる感じ、イライラなどが生まれます。
そう、私たちの感情は思い込み、信念のような思考によって引き起こされます。
(7)相手の感情を変える人は、相手にいつも自主的に仕事の機会を与えている。
(8)感情をマネジメントしている人は、自分の独自性、才能、能力について気に入っている。
− 明日(2/18)は『06.感情を理解する』を掲載します −
<バックナンバー>
T.「感情・マネジメント」
00.はじめに
01.自分や他者の感情をマネージメントする
02.感情のマネージメントとは
03.感情に気づく
04.自己観察の習慣のある人の特徴
05.信念と自己認識
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