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2009年2月11日(水) <第2058号>

                 ハローワークに三度来てはいけない!

第三編 社長の目線でヤング・ハローワーカー(若者)に期待すること

04.若者、地元で働かねーか!
<「就業実習」のメリット>
・企業にとってもプラスである。
企業からは、以下のような好意的な反応が寄せられている。
「当社に就職しなくても、地元で働いてほしい」
「工場が減る中、ボランティアとして地元に貢献していると住民にアピールできる」
「採用して中堅幹部候補として育てたい」

企業側としても学生を迎えることをプラスに考えている面も多く見受けられる。
ものづくりの現場では、熟練技術者の大量退職時期を間近に控え、後継者育成が課題となっている企業も増えている。そんな中、就業実習によって学生の時期から職業感を磨くことで卒業後に就職した生徒が不適応を起こして離職することを減らし、また、企業としても人材確保・育成につながっていけば、今後ますます就業実習は広まっていく。

・学生時代から職業体験をするメリットがある
職業訓練を終えた生徒たちからは、以下のような声があがっている。
「働くことは自分の生活のためであり、また、働くことで会社のためになることがわかった」
「将来は資格をとって頑張りたい」
「長く仕事を続けるには、自分に合った仕事でないと続かないことがわかった」

学校生活だけでは得られない社会体験が、学校生活の質の向上にもつながっている。
学生時代から職場の雰囲気を肌で感じることで、若い時期から職業感を磨くことにつながる。


− 明日(2/12)からは『リーダー 3/8の条件』を掲載します −

<バックナンバー>
”社長、これじゃ、若いもんは来ませんよ!ハローワーカーの目線で求人を出して下さいよ”
第一編 ハローワーカーの目線で求人企業側に対する要望
01.社長、もっと「聴く」力を習得してよ!
02.社長、もっと明るい挨拶をしてよ!
03.社長、働きやすい会社ってどんな職場なの?
04.社長、待てますか?
05.社長、インターンシップ(就労擬似体験)制度がありますか?
06.社長、企業の価値観を提示していますか?
07.社長、「採用戦略」を考えていますか?
08.社長、若年者の職場定着率をアップしてよ?
09.社長、あなたの力だけで会社が大きくなれますか?
10.社長、こんなユニークな休暇制度もありますよ!

第二編 キャリア・コンサルタントの目線でハローワーカーへの提案
01.ハローワーカー、家庭がうまくいっていますか?
02.ハローワーカー、「ライフシェア」をしていますか?
03.ハローワーカー、フリーターになると能力開発の機会もなくなりますよ!
04.ハローワーカー、まだ半分ありますよ!
05.ハローワーカー、「正社員」にこだわりませんか?
06.ハローワーカー、自分のために働きましょう!
07.ハローワーカー、朝はご飯を食べましょうよ!
08.ハローワーカー、自分の「強み」を見つけましょう!
09.ハローワーカー、キャリア・コンサルタントを活用しませんか?
10.ハローワーカー、「ワーキングプア」が増加していますよ!
11.ハローワーカー、人と話すのが不得意ですか?
12.ハローワーカー、『職業人意識』を持ちましょうよ!

第三編 社長の目線でヤング・ハローワーカー(若者)に期待すること
01.若者、志望動機をはっきり言ってくれ!
02.若者、基礎学力と素直な資質を養っておいてくれ!
03.若者、一度、うちへ来てみねーか!
04.若者、地元で働かねーか!

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