2009年1月5日（月） <第2021号>

　　　　　　　　　　　　　　　　　　ハローワークに三度来てはいけない！

8.社長、若年者の職場定着率をアップしてよ？
若年者の職場定着率をアップするには・・・・・・。

(1)若年者の職場定着の現状
労働政策研究・研修機構が行った「若年者の離職理由と職場定着に関する調査」によると、
近年、産業構造や若年者の就業意識の変化に伴い、若年者の早期離職の傾向が続いている。

その一方で、若年者の意識の変化だけでなく、人事労務管理の変化、労働時間管理の多様化
など、若者を取り巻く職場環境にも大きな変化が出てきている。

(2)若年者の退職理由は何か
若年正社員(35歳未満)の離職に困っている(「非常に困っている」と「やや困っている」)とする
企業の割合は48.8％と約半数を占めた。

退職の理由は、「家庭の事情（結婚・出産・介護等）」はどの企業でも１位を占めるが、
若年者の離職に対する困窮度が高い企業ほど「労働時間・休日休暇に不満」、「給与に不満」、
「仕事がきつい」などの労働条件関連の退職理由が増えている。

また、「職場の人間関係がうまくいかない」は、困窮度にかかわらず、上位に位置している。

−　明日(1/6)へ続く　−

＜バックナンバー＞
”社長、これじゃ、若いもんは来ませんよ！ハローワーカーの目線で求人を出して下さいよ”
第一編 ハローワーカーの目線で求人企業側に対する要望
1.社長、もっと「聴く」力を習得してよ！
2.社長、もっと明るい挨拶をしてよ！
3.社長、働きやすい会社ってどんな職場なの？
4.社長、待てますか？
5.社長、インターンシップ(就労擬似体験)制度がありますか？
6.社長、企業の価値観を提示していますか？
7.社長、「採用戦略」を考えていますか？

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