2007年3月1日(木) <第1790号>
− 同族経営者のための実践講座 −
同族経営会社の後継者育成
中小企業のほとんどは同族経営です。
<人材の確保>
モノ作り中小企業の人材確保は人口減少社会における技能継承のためにも重要な課題です。全国の製造業に従事する就業者数は2005年までの10年間で、約310万人減少しました。
そのうち15歳から24歳までの若者の減少は他産業と比べても著しいです。景気回復による大企業の採用意欲の高まりもあり、知名度やブランド力が弱い中小企業の人材確保はさらに難しい状況となりつつあります。
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- 【採用コンサルティング】 -
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1.採用マーケティングのご提案
企業は多額の採用経費をかけています。そんな企業の多くが適人材の採用に苦慮していますが、その割に採用の良否について一定の基準を設けて評価している企業は少ないです。
小社は採用する会社側からの指標(経営者の満足度)と、採用された従業員側からの指標(従業員の満足度)を、採用の良否の「量」・「質」の点から検討することをお薦めしています。
(1)会社側からの指標(経営者の満足度)
<量・質 指標>
○採用応募人員数
採用募集に対してどれだけの応募があったかを「量」人員数で測定しました。
その会社の人気やブランド力といったものがわかりました。
○一次面接合格率
面接に合格した人員数を応募選考に合格した人員数で測定しました。
応募人材の絞込みの度合い がわかりました。
○二次面接合格率
一次面接に合格した人員数を応募選考に合格した人員数で測定しました。
応募人材の絞込みの度合いがわかました。
○目標採用人員達成度(採用人材カテゴリー別)
採用目標を立てた人材カテゴリー別の採用人員数の達成度を測定しました。
採用マーケティングの良否が判断できました。
○内定者の入社辞退者数
内定通知者の内、入社を辞退した人員数で測定しました。
採用の良否における「量の面」の評価を修正できました。
○内定者の同業他社への流出数
採用の良否における「量の面」の評価を修正できました。
同業他社との人材採用面での競争力を判断できました。
○採用決定者の採用基準合格率(重点素養)
採用面接時の評価の妥当性を検証できました。
○入社配属後一定期間経過後の人事評価結果
採用面接時の評価の妥当性を検証できました。
○採用人員の質に対する事業部・部門の満足度調査
採用面接時の評価の妥当性を検証できました。
(2)従業員の満足度
<「質」指標>
○入社配属後一定期間経過後の満足度評価(本人)
採用の良否の質の面と人材マネジメントの良否も判断できました。
○採用者の平均在職期間
同上。
○採用者の短期退職者数・率
同上。
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