2007年2月19日(月) <第1780号>
− 同族経営者のための実践講座 −
同族経営会社の後継者育成
中小企業のほとんどは同族経営です。
<チームワークのよい経営をする>
とかく1代目はワンマンですが、2代目もワンマンだと"若さ"が悪い方に出るときがあります。
よきブレーンと共に、1代目のよいところを真似て、その上に近代センスを導入していきます。
率先して行動しましょう
率先行動を発揮する人材は、外界の出来事に迫られ前に行動を起こしました。それは問題が発生する前にそれらの問題を回避するために、先取り的行動を起こす、あるいはほかの人たちが気づく前に機会をとらえ、それらの機会を活かす行動を取ることでした。
そして、先取り的行動は必ず成果に結びついていました。
率先性を備えた人たちは、自らの行動こそ自分の将来を決めるのだ、と感じていました。率先行動に欠ける人材は、次に何が起こるかを予測できない人であり、常に危機モードで仕事を続けていました。また率先行動に欠ける人たちは、期待感に欠けていました。
率先性に欠ける人たちは、自分自身あるいは自分の職務にあきらめを感じることが多かったのでした。
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- 【効果的な質問】 -
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○強みを見つける質問
・あなたの事業の真の顧客は誰ですか?
・あなたは自信を持ってほかに紹介できる事柄は何ですか?
・あなたはステークホルダーは、あなたの事業のどこに魅力を感じますか?
○戦略のパターンを広げる質問
・あなたは顧客を倍増しようとするならば、どんな方法が考えられますか?
・あなたは成功している会社から何が学べますか?
・あなたはほかに差別化できる事柄として何がありますか?
○意思決定を促す質問
・あなたは優先順位をつけるとしたら、何が最優先されるべきですか?
・あなたは思い切って捨ててもいい事柄はどれですか?
・あなたはたいへんでも、熱意を持って楽しむことができることはどれですか?
<バックナンバー>
【01】「ミッションを絞り込む質問」
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