2006年12月29日(金) <第1728号>
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■サンクス『ありがとう』コーチング■
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【12】若い従業員たちをねぎらう
○若い従業員たちをねぎらう
80歳を超えているSさんは、忘年会会場の宿で若い従業員が料理を運んでくる度に、若い従業員たちをねぎらうために、笑顔で「ありがとう」と感謝の言葉をかけていました。
人に感謝の念で接することで、より良い人間関係を築くことが大切だと思いました。
○手話で伝えたい
ラーメン屋でアルバイトをしていたときの話です。一組のご夫婦が店に来ました。
注文を取りに行くと、男性はむっとした表情でメニュー表を指すだけでした。女性も黙ったまま。
実はご夫婦は耳の不自由な方々だったのです。
失礼のおわびと、来店の感謝の気持ちを伝えたいと思い、「おいしかったですか? お二人の仲が良く、うらやましかったのです。また来てください。」と紙に書いたメッセージを会計の時に渡しました。その時です。女性はにっこりとして「ありがとう」と言っているように感じました。
今度、耳の不自由な方が来店したら、「ありがとう」を手話で伝えたいと思いました。
○その国の言葉で「ありがとう」を伝える
夫婦でグアムを旅行をしました。プールで遊具の順番待ちをしていた時、現地の少女に英語で「お先にどうぞ」と順番を譲りました。すると、少女は日本語で「ありがとう」とお礼を言ってくれました。
こちらも現地の人たちに親切にしてもらった時には「サンキュー」と英語でお礼を言いました。そのたびに彼らは丁寧に英語であいさつを返してくれました。
たった一言の感謝の言葉で、国境を越えて相手との心の距離が縮まったのを感じました。これからも海外を旅行する時はその国の言葉で「ありがとう」を伝えます。
(コーチ 小江戸)
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