2006年9月17日(日) <第1625号> 「漢字の読み書きをしましょう」 − 国語の読解という視点から漢字力を養う − 従業員が思わず、"あっ、そうか!"とうなずく社長の一言があります。 "衣食足りて礼節を知る" 倉庫が一杯になれば人は礼節の何たるかを知り、衣食が足りれば人は栄辱の何たるかを知ります。生活に余裕ができて初めて、人は礼儀や節度をわきまえることができる、という意味です。 事にあたり、人と接するには、ゆとりをもってのぞむのが成功の秘訣です。 余裕なくキリキリしていては、取引相手に失礼をしても、気づくことができません。 また自信がない態度を見せていては、相手も安心して仕事を任せられないのです。 部下が安心して仕事に携わる職場づくりが是非とも必要です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ - 【重要漢字】 - ……………………………………………………………………………………… <文化> 01.王は自らギセイとなることで国家滅亡の危機を救った。 02.人間は言葉によって混沌とした世界をチツジョづける。 03.独裁者は反対勢力をハイジョして権力を固めようとする。 04.本来の目的からイツダツして貯金を競馬で使い果たした。 05.伝統芸能をケイショウしようとする若者たちが現れた。 <バックナンバー> 【01】不世出の強打者でもスランプにオチイることがある。 【02】増税反対をウッタえた政党が総選挙で大躍進した。 【03】今や二人の愛の成就をサマタげるものなど何もない。 【04】春風にサソわれて一家でピクニックに出かけた。 【05】叔父は貿易業をイトナむかたわら執筆活動をしている。 【06】大学受験にソナえて評判の高い問題集を購入した。 【07】名刑事の鋭い推理が事件のカクシンに迫る。 【08】才能ある新人の活躍が人々のカンシンを集めた。 【09】賃金引き上げのための会社とコウショウする。 【10】新製品はジュヨウが多くて生産が間に合わない。 【11】インフレは経済の成長をソガイする要因だ。 【12】不況のため企業の業績が赤字にテンカした。 【13】どんな天才的な画家でも最初はモホウから始める。 【14】パリのノートルダム寺院はゴシック建築のテンケイだ。 【15】ピアノ独奏曲をカンキョウの赴くまま一気に書き上げた。 【16】彼は西欧美術、ことに絵画史についてゾウケイが深い。 【17】芥川は『今昔物語集』をソザイにして多くの短編を書いた。 【18】耽美派の谷崎潤一郎は美とカンノウの世界を描いた。
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