2005年7月20日(水) <第1201号> ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ - 【151】フリーター20万人常時雇用化プラン - ……………………………………………………………………………………… 厚生労働省はフリーターが年間10万人程度増加を続ける状況を踏まえ、これを減少させるため年間20万人のフリーターの常用化を目指すという、「フリーター20万人常用化プラン」を新たに推進します。 このプランの一環として、全国の各ハローワークにおいて、常用雇用での就職を希望するフリーターを対象に、担当制・予約制などにより就職支援を行う「ハローワークによるフリーター常用就職支援事業」が始まります。 ○具体的な支援内容 ・取扱(申込み)窓口 全国のハローワークの職業紹介窓口 ※厚生労働省ホームページ゙参照 ・対象者 常用雇用での就職を目指すフリーター求職者 (継続した就職の経験がなく、この支援の活用により、常用雇用での就職を希望する若者) (概ね35歳未満) ・支援内容 職業紹介担当職員や専門相談員が、担当制によりフリーターの課題等を踏まえた 常用雇用就職プランを策定し、ニーズに応じた就職支援サービスが提供されます。 ○すでに「フリーター20万人常用化プラン」に盛り込まれているもの ・若者のためのワンストップサービスセンター(ジョブカフェ) フリーター、学生をはじめ、広く若年者を対象に、都道府県をはじめとする関係機関の 連携の下、若年者に対する幅広い就職支援メニューをワンストップで提供。 (ジュニア・インターンシップ、職場見学会、若年者に対する企業説明会、職場実習、 講習会、職業相談・紹介等) ・デュアルシステム 企業実習と教育機関による座学を組み合わせた、実践的な教育訓練プログラムを提供し、 若年者を一人前の職業人として育成。 ハローワークおよびジョブカフェの求職者登録を対象とする短期の訓練と、若年者全般を 対象とする長期の訓練があります。 <バックナンバー> 【130】労働保険の強制加入の強化 【131】日本の労務管理の父 【132】派遣社員の最低賃金の見直し 【133】育児休業等の特例 【134】労働審判法が期待すること 【135】国民年金保険料の口座振替割引制度 【136】認知症を知る一年 【137】社員の副業は違法か 【138】中小企業退職金共済制度への移行 【139】求人は正社員重視に 【140】成果型退職金制度をご存知ですか 【141】悪貨は良貨を駆逐する 【142】次世代育成支援対策推進法 【143】未払い残業代問題の抜本的解決策 【144】産業医に求められる心の病対策 【145】健康保険組合の異業種間の合併が可能に 【146】高年齢者雇用安定法 【147】民間型ADR 【148】JIS Q 15001 【149】労働基準監督署の監督指導 【150】年間売上3億円・従業員30人未満
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