2004年4月30日(金) <第877号>
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【最適設計】
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<ほめよう、はげまそう>
【16】偉くなりたいからがんばった
従業員の長期にわたる努力に対して与える報奨には、「昇進」と「職責の増大」があります。
大きな功績のあった人に対する昇進や職責の拡大、目に見える報奨は、容易に増やすことが
できます。
○ 大きな功績のあった人に特別な持ち場を設けます。
より積極的に他の人々を訓練する役割を与えるとか、上級のトレーニング・クラスを
受講させます。また、他部署へのアドバイザーとしても活躍をしてもらいます。
○ あらゆる機会をとらえて、めざましい功績のあった人を広く知らせます。
大きな功績のあった人に相談をもちかけたり、特別な職務を与えたり、
報奨として任務を与えることで、高く評価していることを示します。他の従業員たちも
それに気づき、触発されていきます。
また、社内報があるなら、功績のあった人にビジネスに関する記事を書くよう奨励します。
そうすることで、大きな功績のあった人も、自分が優秀であれば社内の誰もがそのことも、
その業績も知るようになります。
<バックナンバー>
【01】『ありがとう』
【02】挨拶をする
【03】気持ちを汲み取る
【04】リカバーする
【05】決心をする
■サンクス『ありがとう』コーチング■
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最たるパワーを秘めている言葉は、「ありがとう」ではないか。
「ありがとう」は「有り難う」です。
文字どおり「有り難い」、滅多(めった)にないという意味です。
私たちが通常使っている「ありがとう」という言葉は、「儲けさせてくれてありがとう」とか、
「得をしたからありがとう」とか、たいていは自己の欲求を満たしてくれたときに使うことが
多いです。
真の「ありがとう」はもっともっと深いところにあります。
私たち人間は、実はこの「ありがとう」を悟るために存在している本当の「ありがとう」が
分かるまで苦悩しつづけます
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- 【06】その気持ちがうれしい -
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○ ある日、患者が「歯を磨きたい」と言ってベッドの上で歯磨きをしました。
手元が狂って布団を汚してしまいました。そのとき、看護師は、
「歯磨きをしようという、その気持ちがうれしい」と笑顔で言うと、
患者も笑顔で「ありがとう」と言ってくれました。
看護師や医師の無神経な一言で患者は生きる力を失い、悩み苦しむ日々が始まります。
患者の生きる意欲をなくすような医療関係者の言動は許せません。
○ 「私はもうだめなのではないでしょうか」と患者から問われたとき、
「もうだめなんだ・・・とそんな気がするんですね」と返したところ、
患者は口を開き始めました。
得体の知れない不安の実態が何なのか、聴き手の胸を借りながら探し求めました。
はっきりと表に出すことができれば、それで不安は解消できるし、もしそれが
できないとしても解決の手がかりは、はっきりとつかめることに気づきました。
●「問い合せをする・質問がある」方はこちらから●
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