2004年4月28日(水) <第875号>
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【最適設計】
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<ほめよう、はげまそう>
【14】コンテストから始める
望ましい行動を引き起こしたいとき、そのきっかけとなるのが、
なんらかのコンテストで賞を設けることです。コンテストを成功させるには、
次のような点が重要です。
○ そのプログラムと目的を広く知らせること
○ 現実的で、達成可能で、計測できる目標を設定すること
○ 短期間のコンテストにすること
○ コンテストのルールを簡単なものにすること
○ 従業員が望むような賞にすること
○ 業績に直接結びついた報奨にすること
○ 報奨や表彰はすみやかにおこなうこと
<バックナンバー>
【01】誤った思い込み(その1)
【02】誤った思い込み(その2)
【03】誤った思い込み(その3)
【04】誤った思い込み(その4)
【05】強みの研究(コーチの場合)
【06】強みの研究(看護婦の場合)
【07】強みの研究(立派な教師の場合)
【08】強みの研究(ランナーの場合)
【09】強みの成果
【10】対人関係スキル
【11】こころの知能指数(EQ)
【12】職務による感情のコンピテンシー
【13】強みとは何か
【14】強みと優位性(を区別する)
【15】自らの道を突き進む
【16】自分の強みに気づく
【17】強みに「どっぷりと」つかる
【18】強みの理論
【19】弱点を見つける
【20】弱点を見つける(その2)
■ウサギが得意なのは走ること■
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○ 笑いの効用
笑いは多幸感と同じで、思考の幅や連想の輪を広げてくれます。
それによって見えなかったことが見えてくることがあります。
● 笑いは親密さを出します。
● 笑いは緊張感をほぐします。
● 笑いは愉快にさせます。
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- 【21】人とのつながりが強みを育てる -
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<人間関係とは何か>
前向きの人間関係、後ろ向きの人間関係などいろいろ考えられます。
そこで、人間関係とは、「自分に対する見返りを期待することなしに相手のためになることをする、そのことによって相手に投資をするプロセス」のことです。
私たちの人間関係が拡大するにしたがって、私たちが受けるその恩恵は幾何学数的に膨らみます。つまり、生活が一層豊かになり、相手の人たちを通して自分の強みが広く浸透していきます。
○ 間違った俗説
● 部下とはあまり親しくするな。
なぜなら、いつか解雇しなければならないかもしれないから。
● 上司に自分のことをあまりしゃべりすぎるな。
なぜなら、それを逆に利用されるかもしれないから。
● 親密さは軽蔑されるもとである。
● 仕事をきちんと仕上げたいなら、自分ですることだ。
● 人を頼りにするな。自分で何とかしろ。
○ 正しい事実
本当に優秀な人たちは人間関係をしっかりと構築しています。
ところで、職場の人間関係があまり重要視されていないのはどうしてなのでしょうか。企業や教育の場では、そうした人間関係が成績を向上させるためのツールであることは全く評価されていません。
人が孤立した存在であれば、いったいだれに人間関係が必要なのでしょうか。人間関係こそが、まさに人生の最初の日から始まる個人の成長の過程で、決定的な役割を果たしています。乳幼児初期にあまり抱っこされなかった子どもは、感情のなさ、身体的ゆがみが生じ、大人になってもその潜在能力を発揮できないままに終わってしまいます。
●「問い合せをする・質問がある」方はこちらから●
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