2003年11月11日(火) <第706号>
■労働・経営■
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- 【23】早期退職優遇制度導入のポイントは -
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顧問先から「早期退職優遇制度を導入することを検討していますが、そのポイントについて教えてほしい」という問合せがありまありました。そこで、当事務所では、次のように回答しました。
早期退職優遇制度とは、労働者が定年到達前に退職した場合、一定の条件を満たすことによって、退職金を定年退職と同じか、あるいは多少の金額を上乗せして有利に取り扱う制度のことです。要するに「定年前に退職するとメリットがある」というものです。そのため、導入する際には対象者の範囲やどのようなメリットを設けるのかがポイントになります。
また、退職金については加算金を上乗せする企業がもっとも多く、次いで適用支給率を定年から会社都合扱いにする、勤続年数を定年まで在職したものとして扱うといった順になっています。その他にも一定の期間、年間300万円から500万円ほど支払う、何カ月間かの特別休暇制度を設けるという企業もあります。
しかし、優秀な人材が流出する、退職金支払いの負担増、利用者が少ない、残った労働者の士気が低下するといった問題もでてきますので、じっくり検討することが望まれます。
●「ナイス・ビジネス・パートナー」(NBP)
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