2003年10月29日(水) <第693号> 
 
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■就職・転職・天職■  
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○あなたにとって『働く』とは 
 
 『働く』とは、何のために仕事をし、何のために生きているのか、何を実現したい 
と望んでいるのか、そして社会に貢献できることは何か。 
  
 これらの質問に親が自問自答しながら我が子に伝えていきます。 
    
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                - 【10】「親が働いて、言葉で子どもに伝えていく」 - 
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 いま、「就職難」が明日の日本の国を支える若者を蝕み始めています。最大の要因は、若者が将来、夢を持てない、何のために学ぶのか、『働く』とはどういう意味なのか、その目的を見失っていることです。 
 
 また、高校や大学を卒業して仕事に就けなくても、まずまずの生活ができる状況では、真面目に勉強し、真剣に進路(就職か進学か)を選択した後、社会人として「働く」意義が若者から感じられないのも気になります。 
 
 最も懸念するのは、「就職難」の背景には、本来、小学生のときから何になるのか、中学生からどういう人生を送るのか、そのために高校や専門学校、大学で何を勉強するのかにつなげるという職業教育の積み重ねが全く義務教育中に家庭で行われていないことです。 
  
 「働く」とは自分の可能性に挑戦できること、自分の可能性に賭けられることであり、自分を引き出してくれるのが仕事です。そして、自己表現の場が働く場所、すなわち、職場なのです。 
  
 考えてみれば、私達の親、そして私達は1日24時間のうち、10時間ぐらいを働くために使っています。つまり、人生の大部分の時間を働くことに使ってきました。これほどの時間を大切にして生きてきたことは、この世に生まれてきた人が果たすべき義務でもあったし、働くことにより、自分や回りの人たちに対する愛情と敬愛を持つこともできました。 
 
 が、一方では働くとはときどきは楽しいこともありますが、多くは辛く、逃げることができない、 
いつも立ち向かっていかないとその重圧に押しつぶされてしまう真剣勝負でもありました。 
 
 このように働くことには常に辛苦が伴っていますが、「生きる」「自分の存在を確認する」手段、 
そして「働かないと一日が始まらない」し、「働かずに他に何をするのか」と自問自答もして来ました。 
 そこには「働くとは厳しく、楽な仕事は何一つもない」現実がありました。 
 
●「講話」(高校生向け) 
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