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2002年5月15日(水)<第179号>

■eエンジニアリングニュース
○浜松ホトニクスは、光電子増倍管と呼ばれるガラス製真空管の日本で唯一のメーカーです。あの日本が世界に誇る素粒子観測装置スーパーカミオカンデ。その心臓ともいえるのが、巨大水槽にとりつけられた1万1千本余りの「目」が光電子増倍管です。
< http://www.hpk.co.jp/jpn/products/etd/images/pmt2.jpg >
※アバウト 浜松ホトニクス(株)< http://www.hpk.co.jp/ >
○カトウ産業は、メタルフィット工法を開発しました(島根県安来市)。
< http://www.metalfit.co.jp/METALFIT/metalfit-01.html >
※アバウト カトウ産業(株)<http://www.metalfit.co.jp/index.html >

■乱視点
○光触媒
 光触媒は酸化チタンという物質。紫外線が当たると周囲のごみなどの有機物を二酸化炭素や水に分解します。
▽東京大学 藤島昭教授
 光触媒の発見者。約30年前に光触媒の作用を発見しています。
▽東京大学先端科学技術研究センター 橋本和仁教授 渡部俊也教授
 実用化の道を開きました。きっかけは東大のトイレがあまりにも汚くて臭かったためです。住宅の壁などに光触媒を薄く塗っておけば、微量の水が均一に薄く広がって長時間保持されます。この性質を使い、光触媒を「ヒートアイランド」現象の防止に役立てようとしています。
▽青山学院大学 重里有三教授
 スパッター法(光触媒機能を持つ酸化チタンの上に酸化ケイ素※シリカ)が重なった二重構造)と呼ばれる半導体の製造法を使い、薄く耐久性に優れた皮膜をガラスにつける技術を開発しました。光を浴びるだけで汚れを分解されて窓ふき作業が不要になります。(オ)
※「光触媒超親水性技術」< http://www.toto.co.jp/products/hydro/index.htm >

■ピックアップリンク
○大日本スクリーンの「半導体」製造過程は必見です!
< http://www.screen.co.jp/link/se04.html >
○CAEで解析した結果がダイレクトに3次元CADのモデルに反映されます。
< http://www.cosmosm.com/optimization.htm >

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