2001年11月5日(月)<第50号> <見出し> ――――――――――――――――――――――――――――― 技術者はこれまでいかに低コストで製品を開発・生産するかに集中してきました。 分解作業に関しては、修理のしやすさは考慮しても、部品を素材ごとに再利用 するために低コストで分解する設計にはほとんど考慮してこなかったのです。 どうすればリサイクルしやすい設計ができるかを考えれば作業者の負担が軽く なります。例えばねじを外す場合、同一方向に外すことができれば解体作業が 効率化できます。特殊なドライバーを使わずに簡単なドライバー1本で解体できる ようねじの種類を統一できればなおいいいですね。 ■電気ひげそり■ ↓ http://osaka.yomiuri.co.jp/catalog/cat010130.htm ■Goals 【深ぞり・心地よさ】 ひげのそり残しを防ぐ。 ■Scenario 市場規模は年間約690万台で、平均単価は年間4-6%ずつなだからに上昇しています。 松下電工、ブラウン、日立製作所、三洋電機、フィリップスなどがメジャープレイ ヤーです。 ・往復式(刃が左右に動く) ・ロータリー式(刃が縁に沿いながら円運動する) ・回転式(単純に円運動する) 【1】<松下電工> 【2】<日立製作所> 【3】<三洋電機> ―――――――――――――――――――――― [No.50 2001年11月05日] <松下電工> 【リニアスムーサー3D】 ↓ http://www.mew.co.jp/press/0109/0109-1.htm <日立製作所> 【RM-T380/370】 ↓ http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/2001/1012/index.html <三洋電機> 【T-SOLID】 ↓ http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0102news-j/0220-1.html <IMO> 「電気シェーバーの歴史は、刃の数を増やしてきた歴史」 あごの下からのどの部分には、くせひげが特に多く、3分以内でそり終えるのが メーカー共通の目標です。 ひげのそり残しを防ぐために、 ・刃の枚数を3枚から4枚に増やす ・モーター出力を1分間に約1万回転以上に上げています。 その一方では各社の低振動設計への対応に興味が持たれます。
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