以下は最適設計が効果を生むだろうと思われる分野です。(オプティワークス推測)
ルームエアコン用室外機の「支柱レス包装」
(三菱電機)
環境・新エネルギー 製品強度上げ包装減量
・包装費半分以下に
・流通の実態把握大切-包装設計
・リターナブル材採用-省包装設計
詰め替え用パウチ容器
(花王)
環境・新エネルギー 包装資財の使用量削減
・充填技術を改良
-シャンプーなどの本体ボトルの重量は約70グラムもあり、詰め替え用が売れれば、85%の容器重量の削減になる
・軽量化は限界に近い
-容器包装設計 「包装仕様データベース」
・容リ法で5億円負担
油圧回路設計・解析
(タダノ)
「油圧回路設計・解析システム V2」
・回路図の設計と同時に油圧動特性解析ができ、解析の専門家でなくても最適な設計ができる
・工作機械、建設機械、バルブなどの部品メーカー
ショックアブソーバー(緩衝器)の軽量化
(ショーワ)
緩衝器バネ2割軽量化
今月(7月)から量産開始 2年以内に3割減達成へ
・緩衝器用バネの重量は平均的な製品で現行2キログラム程度 これを1.6キロにまで引き下げた
・車1台あたり2.4キロ程度の軽量化が可能になる
ダンプ車体の軽量化
(三菱マテリアル)
(三菱アルミニウム)
(小平産業)
ダンプ向けアルミ製荷台「高積載アルミズームダンプ」
・従来のスチール製荷台に比べ車体重量を10%軽量化
・三菱アルミニウムが開発したアルミ押出形材を採用
ボディー・足回り部品
(フタバ)
鋼材加工の新技術
・高張力鋼板
・15%-30%軽量化
自動車部品のコスト削減
自動車部品メーカー
先端技術
(テクノトレンド)
最適規模のモジュ−ル
新たな発想で設計・開発
・吸気部品費用3割減
-モジュール化
(テネックス)埼玉県川越市
「吸気モジュール」
・技術力で取引各台
-アウトソーシング
(大井製作所)横浜市
「窓の昇降機構などドア内の設計」
(大協)広島県東広島市
「樹脂製オイルストレーナー」
コスト50%削減 重さ70%低減
・新しい構造を考案
自動車の軽量化
(新日本製鉄 鉄鋼研究所他)
素材・エネルギー・市況
素材ウォーズ
自動車軽量化
国際共同研究佳境に
・4000万ドルプロジェクト
-「超軽量鋼製自動車車体(ULSAB、ウルサブ)」
サスペンションでは断面形状の改良や部品の一体化などで17-34%軽くしたほか、コストもアルミより3割削減した。ドアは内側の鉄板をなくしたパイプで枠を作る構造により、33%軽量化した
・独ポルシェも協力
-「ウルサブ-AVC」
高張力鋼鈑(ハイテン)
・成果、要素技術まで
次世代車、相次ぎ採用
・重さ、鉄の1/3
-アルミ素材
アルミ圧延大手各社
(本田技研工業)
ハイブリッドカー「インサイト」
車体のほとんどをアルミ化し、通常、製鉄の約半分の重量に仕上がっている
・コストダウン急ぐ
-自動車用アルミパネル材
(住友軽金属工業)
「のぞみ」搭載されているアルミ合金制振材を改良
・勝ち組の条件に
-複合素材
(神戸製鋼所)
アルミと鉄を溶接できるハイブリッド素材
自動車用防音材の軽量化
(日本特殊塗料)
自動車用日本特殊塗料が共同開発
来年から納入開始
防音材の重さ半減
「ウルトラライトシステム」
・「制振材」
・「遮音材」
・「吸音材」
重量増の要因となる遮音材の使用面積を減らす一方、軽量の吸音材の使用比率を高めた
自動車用プロペラシャフトの軽量化
(豊田織機製作所)
自動車用プロペラシャフト
金属製の半分に軽量化
素材に炭素繊維強化プラスチック(CFRP)使用
・重量を金属製のほほ半分に相当する4.5キログラムにまで軽量化した
-繊維の配合や巻き上げの角度を最適化することで強度を確保
-素材自体の軽さと構造の簡素化で大幅な軽量化が可能になった
旭化成、部材や構造の強化
(旭化成)
生活・住宅
住宅高品質に挑む
旭化成、60年以上住める住宅
強さと設計自由度を両立
・劣化の軽減が決めて
-住宅品質確保促進法(品確法)
住宅の長寿命化は部材や構造の強化
「高耐震フレーム」
将来的な設計変更の自由度
維持補修の効率化
・短い日本の住宅寿命
-建設白書(96年度)
日本の住宅の平均寿命は26年で、米国の6割、英国の3分の一程度に過ぎない
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