2009年10月13日(火) <第2300号> − Aとのコミュニケーションをデザインする − 19.”おとな”の夫 妻(1) 「しょうがない人ね。毎朝こうなんだから、私だって忙しいのに」 夫(1) 「おまえが、すぐどこかへ片付けるからこうなるんだ」 妻(2) 「何を子どもみたいに。いつも私をあてにするんだから」 夫は妻に”子ども”の自我構造で、妻は夫に”母親”の自我構造で、お互いに接しているから、 つっけんどな会話になる。 この子どもの役割を演じている夫が、”おとな”の役割を演じたらこうなる。 夫(1) 「ネクタイどこにある?知らないか?」 妻(1) 「見当たらないんですか。どこでしょうか?一緒に探しましょう」 夫(2) 「早く頼むよ。オレはこっちを探すから」 妻(2) 「私は洗面所を見て見ましょう。あ、あったわよ」 夫(3) 「手間かけたな。悪い、悪い」 妻も”おとな”の役割を演じてくるようになる。 − 明日(10/14)は『20.仕事で納得いかない後輩』を掲載します − <バックナンバー> 00.子どもの心をつかむ 01.事例 02.コンビニの店員の心をつかむ? 03.レストランで接客している女性 04.職場で具合の悪そうな部下を見つけた上司 05.「わかりません」と答える研修医A 06.不定愁訴(”愚痴外来”) 07.聴き遂げる 08.真摯に耳を傾ける 09.外科医と患者 10.年配の男性のお客 11.魚売り場の店員 12.不安はあるが暗くはない家族 13.ぐっと言葉を呑み込んだ上役 14.会議室から急ぎ退室する上司 15.感動した新人の頃 16.設計 Vs. 営業 17.やってられない、部下 18.気配りのよい人
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