2009年3月11日(水) <第2086号>
リーダー 3/8の条件
− 8分の3の『強み』がなければ、魅力を感じさせるリーダーになれない −
V.「プロダクティビティ・マネジメント」
生産性(プロダクティビティ)とは、インプットしたもの(たとえば材料費、人件費、設備等)に対して
どのくらいアウトプット(製品、サービス等)があったのか、ということを測るための指標です。
07.(2)部下の業績評価のための5つのステップ1、2
部下の業績評価は、次の5つのステップで行われます。
<組織の目的・戦略・運営目的>
↓↑
ステップ1 職務責任を明確にする
↓
ステップ2 測定基準を定める
↓
ステップ3 インフォーマル(Informal)な業績評価
↓
ステップ4 業績評価インタビューの準備
↓
ステップ5 業績評価インタビューの実施
ステップ1
職務責任を明確にする。
職務責任は通常、従業員の職務内容規定等の中に記載され、企業あるいは組織の目的、戦略、運営目的とリンクしています。
ステップ2
測定基準を定める。
職務責任を明確にした後は、その職務遂行能力を測定するための基準や測定方法を開発する必要があります。評価の基準や測定方法が明確ではないと大きな問題となります。不明確あるいは誤った評価が行われる可能性があるからです。
測定基準には、職務の量、質、時間、費用等が含まれます。たとえば、秘書の職務遂行能力を測定するための基準として、1分間(時間)に50語をタイプできる(量)、ミスは2個以内(質)、給与の上限は時給800円(費用)などです。また、測定基準を定めるときのポイントとして基準に幅を持たせるとよいでしょう。
たとえば、先程の例でいいますと、1分間に打てる文字数によってランクづけをします。
70 語−AA(優秀)
60 語−A(良)
50 語−B(平均)
40 語−C(満足)
30 語−D(要努力)
− 明日(3/12)は『08.(2)部下の業績評価のための5つのステップ ステップ3』を掲載します −
<バックナンバー>
V.「プロダクティビティ・マネジメント」
00.生産性(プロダクティビティ)とは
01.インプット(Input)に対するアウトプット(Output)の割合生産性
02.生産性の測定法
03.生産性を向上させる3つの方法
04.リソースを活用した生産性の向上
05.研修の生産性の向上
06.部下の生産性向上のための業績評価
07.(2)部下の業績評価のための5つのステップ1、2
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