2007年4月30日(月) <第1850号>
− 新入社員の自己主張 −
【08】アサ−ティブな態度を身につけるためのテクニック
1.自分の感情とうまくつき合う
Q.あなたは今、何を感じていますか?
Q.あなたは今、何をしたいですか?
Q.あなたはストレスの高い相手にも話しかけることができますか?
Q.あなたは並んでいる列に相手が割り込んだとき、すぐに注意ができますか?
Q.あなたは大勢の人の前でも不安なく話すことができますか?
Q.あなたは仕事の量の多さに忙殺されても愚痴を言うことができますか?
Q.あなたは相手が苦虫をつぶしたような顔をしても話し続けることができますか?
Q.あなたは不当な扱いを受けたときに抗議できますか?
Q.あなたはお金を貸した相手に、返却を求めることができますか?
Q.あなたは親しい友人や家族に自分の主義に合わないことを強要された場合、
ノーと言えますか?
Q.あなたは自分の間違いを素直に受け入れることができますか?
Q.あなたは肯定的なことも否定的なことも、
同じ声のトーンと感情で相手に伝えることができますか?
自分の感情をうまく表現するために、「怒り」、「恐れ」、「痛み」、「不安」など感情のレパートリーを多く持ちます。
2.感情を引き起こしている「捉え方」を知る
レストランで注文したら5分以内に出てくるものと思っている人は、6分目にはいたいらして怒りが湧いてくるのに、10分かかると思っている人は、全く気になりません。
感情は、そのことを引き起こした「事柄」と私たちの「考え方」によって、複雑に入り交じっています(出来事--->>>捉え方--->>>感情)。
アサ−ティブであるには、「自分の感情は自分が責任を持つ」ことです。
Q.あなたは自己主張しないでいる(自分の伝えたいことを伝えずにいる)と
どのような症状が現れますか?
[演習3]
あなたは上司から新しいプロジェックトにとりかかるように指示されました。納期は1ヶ月後。タイムスケジュール的には無理だと分かっています。そのことをあなたは上司にどのようにアサ−ティブに伝えますか?
たとえば、
・押さえていた気持ちが怒りになる。
・やりたいことが達成できない。
・相手のせいにする。
自己主張しないということは、自己責任を放棄していますが、自分の感情や気持ちを主張できないのは、単に、そのやり方を知らないだけです。
<バックナンバー>
【01】アサ−ティブネスとは
【02】アサ−ティブな人は
【03】アサ−ティブネスを妨げるものとは
【04】自己主張の3つのスタイル(攻撃的)
【05】自己主張の3つのスタイル(アサ−ティブ)
【06】自己主張の3つのスタイル(受身的)
【07】自己主張を観察する
(コーチ 小江戸)
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