2023年5月1日(月) <第6132号>

− 何かの縁と思えたら、楽に生きられるようになった。−
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■■■■■■■■2023年も忘却に「抗う」■■■■■■■■
【1】<<埼玉の魅力>>
【2】<<川越の魅力「時の鐘」>>
【3】<<川越百景>>
【4】<<小江戸川越見どころ90観光コース>>
31831.二極化が進んでいる。
本を読む人は昔よりたくさん読んでいるし、読まない人は全く読まない。
31832.「最近の消費者問題と行政の役割について」考えた。
<令和3年4月>
最近の消費者問題で気になるのが違法な表示だ。
(ウソの表示とか消費者に誤認、つまり誤解させるような表示)
こうした表示は、景品表示法という法律で禁止されている。
携帯電話やスマートフォンの店頭での広告について、違法な表示にあたる。
問題なのは小さい文字で、
「適用には条件あります。詳しくは…」と書いてあることだ。
消費者庁は、このように小さな文字でしか書かれていない、
あるいは、
条件がすべて記載されていないといった表示は、
違法である可能性が高いという見解を示した。
31833.勝負は死んだあとだ。
31834.「最近の消費者問題と行政の役割について」考えた。
<令和3年4月>
健康食品の会社。
インターネット上で、「一杯でこんなに嬉しい」という表示。
そして、
「ダイエット感覚のないダイエットは初めて」という体験談を載せていた。
その上で、
「毎月、先着300名に限って、初回680円」で提供するという表示も載せていた。
こうした表示はよく見かける。
体験談は効果があるのだなと思うし、
先着何名さま限定という表示を見ると、早く買わなければと思う。
ところが、
実際には毎月300人を大幅に超えて、同じ価格で提供していたことがわかった。
これを飲めば痩せるという根拠を示す資料を
提出するよう消費者庁が求めても、裏づける資料は示されなかった。
このため、消費者庁はこの食品を飲むだけで、
簡単に痩せられるかのように誤解させる表示で、違法と判断した。
同じようなものは、ネット上でも、店頭でも、たくさん見かける。
ただ、
摘発には端緒となる情報が必要だ。
31835.高専生は日本の宝だ。
こんな人材を毎年1万人も輩出している。
高専自身がその価値に気づいていない。
高専生は「自分たちがすごいところにいる」と認識してほしい。
31836.「最近の消費者問題と行政の役割について」考えた。
<令和3年4月>
消費者庁は違法ではないかという表示や広告について、
情報を受け付ける窓口をホームページ上に開いている。
また、都道府県にも窓口がある。
さらに、
行政や消費者に代わって、不当な表示などについて企業に是正するよう申し入れて、
応じない場合は、
裁判も起こすことができる権限を与えられた民間の消費者団体もある。
適格消費者団体といって、今、全国で21の団体が国から認定を受けている。
こうしたところに、情報を提供することでも、
表示の改善につながり、将来の多くの人の被害を防ぐことが期待できる。
いずれにしても、泣き寝入りをせずに、声をあげることが大事だ。
多くの人が声を上げることで、
世の中にあふれている違法な表示に、社会全体でストップをかけていく。
そうした意識と行動が「生活者(賢い消費者)」には大事である。
31837.[120]キャッチ・ザ・ナンバー。
【1600】
1人の子どもが高校を卒業するまでに
国と自治体は平均で1600万円程度の行政サービスを提供する。
そのまま地元で働いて税金を納めてくればいいが、
生まれてからずっと同じ都道府県で暮らす人は全体の4割に満たない。
31838.「最近の消費者問題と行政の役割について」考えた。
<令和3年4月>
そして、
消費者に最も身近な地域の体制である専門的な知識を備えた相談員がいる
消費生活センターは、消費者庁が支援する形で全国に増え、
相談する窓口が全くないという自治体はゼロになった。
全国共通で「188」に電話をすると、身近な相談窓口に導いてくれる仕組みも整えた。
31839.医療・介護制度の現状をワニの口に例える。
給付である上あごが大きく開き、
一方で財源である下あごが上がらず、口が開いてままの状態にある。
どんなに下あごを持ち上げても、
上あごを押さえつけられなければ、口は閉じない。
31840.「最近の消費者問題と行政の役割について」考えた。
<令和3年4月>
このように、
消費者を守るための制度や仕組みは、この10年以上で整えられてきてはいる。
だが、
消費者被害・トラブルの額は、2018年1年間に5兆4000憶円。
2018年から2年で6000億円増えたと、消費者庁自らが推計している。
制度や仕組みができても、中身がまだ伴っていない。
特に、
産業育成を担っている他の役所に難色を示されるとその壁を崩せないことも多く、
消費者目線で行政全体を動かす司令塔としての役割を十分に果たせていない。
消費者問題の専門家の間からは、厳しい意見もあがっている。
− 続く −
−次回(2023/05/02)は『31841.実はドナルド・トランプ氏の話し方は女性っぽい。』−
<2023.04.30>
31821.「最近の消費者問題と行政の役割について」考えた。
31822.声をかけるだけで安心につながる。
31823.災害対策基本法は−。
31824.借金をしてまで大学に行きたいとは思わない。
31825.「最近の消費者問題と行政の役割について」考えた。
31826.定時制高校で働きながら夜間に学ぶ生徒は減少していった。
31827.「最近の消費者問題と行政の役割について」考えた。
31828.高専出身者はとにかく手が動く。
31829.あなたは夫の最期をみとってもよいと思いますか。
31830.高専の教育システムが時代に合っている。
AI時代のために高専がある。
高専は高度成長期に製造業の現場を強くする目的でつくられた。
今のイノベーションの素養と高度教育が一致している。
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