2009年10月8日(木) <第2295号> − Aとのコミュニケーションをデザインする − 14.会議室から急ぎ退室する上司 下木課長(1) 「ちょっと話したいことがあるんですけど」 代々木部長(1) 「ちょっと忙しいだけどな。あとにしてくれないか」 下木課長(2) 「5分で済みますから」 代々木部長(2) 「そうか、じゃあ簡単にしてくれ」 (取引先との打ち合わせが終わり、川越駅に向かう県道で下木課長は代々木部長から食事を 誘われた。二人は駅前の居酒屋の暖簾をくぐった。銚子が2本と猪口が2つテーブルに並んだ) 代々木部長(3) 「手酌でやろう」 下木課長(3) 「はい。でも一杯だけ注がせてください」 (下木課長が銚子を持ち上げると、代々木部長は両手で酌を受けた) 代々木部長(4) 「じゃあ、お返し」 下木課長(4) 「ありがとうございます」 − 明日(10/9)は『15.感動した新人の頃』を掲載します − <バックナンバー> 00.子どもの心をつかむ 01.事例 02.コンビニの店員の心をつかむ? 03.レストランで接客している女性 04.職場で具合の悪そうな部下を見つけた上司 05.「わかりません」と答える研修医A 06.不定愁訴(”愚痴外来”) 07.聴き遂げる 08.真摯に耳を傾ける 09.外科医と患者 10.年配の男性のお客 11.魚売り場の店員 12.不安はあるが暗くはない家族 13.ぐっと言葉を呑み込んだ上役
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