2007年9月16日(日) <第1988号> − 受験主要5科目を学ぶという視点から『常識力』を養う − 課題そのものに対峙する能力が落ちているのではないか。 答えが見えるものからしか、物事を見ない子どもが増えています。 「答えは何」と問題の解をすぐ聞きたがります。 「どう考えたのか?」と聞くと思考が止まってしまいます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ - 『番外』編 - ……………………………………………………………………………………… 【18】学力世界一に踊り出た秘密 フィンランドが学力世界一に踊り出た秘密 ・落ちこぼれをつくらない 勉強が遅れた子どもへの支援で大切なのは、初期のうちに手を打っています。 ・教師が教壇に立つ一方通行の授業風景が少ない 生徒に自分の頭で解かせることを重視。まずは生徒同士が話し合い、それでも分からないことは教師が助けています。 ・知識の量ではなく、実生活で直面する課題に知識をどう活用できるかを評価している 日本は相変わらず正解を導くための受験テクニックを教えています。 ・地域のことは自治体が、子どものことは教師がよく分かっている 教師が子どもと対話しています(理想的な教育)。 ・校長は自治体が、教師は校長が選んでいる 教師は尊敬されています。 <バックナンバー> 『総合』編 【01】古文・漢文から解く(『国語』編) 【02】客観性を持つ(『国語』編) 【03】「右」を表現する(『国語』編) 【04】総合的な英語力が問われる(『英語』編) 【05】基本的な文の構造を理解する(『英語』編) 【06】読むより作る(英作文の鉄則)(『英語』編) 【07】「追い読み」がベスト(『英語』編) 【08】英文は訳しながら読まない(『英語』編) 【09】数式を美しくする(『数学』編) 【10】頭の中で解きながらスタートをイメージする(『数学』編) 【11】全体の見通しを立てる(『数学』編) 【12】左から右へと縦に進む(『数学』編) 【13】自分で問題を作る(『数学』編) 【14】最初の生徒指導が重要(『高校生』編) 【15】徹底的に褒めまくる(『高校生』編) 【16】校長のマネジメント力(『番外』編) 【17】挑戦して失敗することを恐れている(『番外』編)
← Prev News Index Next→
Copyright 2001-2002 OptWorks Inc. All rights reserved. Contact Us