2007年8月29日(水) <第1970号>
「受験勉強を楽しもう」
− 受験主要5科目を学ぶという視点から『常識力』を養う −
歯を磨くように勉強しよう!(勉強しないと気持ちが悪い?)
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- 総合編 -
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【12】反復練習する
受験生A君
「入試に出る? それってホントかよ・・・」
受験生Bさん
「常識よ。入試は教科書の後半から出やすいもの」
受験生A君
「え、どうして?」
受験生Bさん
「期末の問題だって入試に出るからよ」
受験生C君
「期末でもしっかり勉強して点を取る。僕はやっているよ、期末試験のための勉強を」
受験生A君
「受験間近で期末の勉強なんてやる暇ないのに・・・」
受験生Bさん
「中3の最後の範囲って入試に直結しているのよ」
試験直前は、ちょっとずつでも全教科を勉強する方が試験での高得点に結びつきます。試験本番まで残り回数がわずかとなると受験生は焦ります。不安を解消しようと苦手科目ばかりを勉強しがちになります。
しかしこれが間違い。苦手科目の克服だけに気を取られていると必ず失敗します。それは勉強不足で得意科目の力まで落ちてしまうからです。人間の脳はわすれるようにできているから、一度覚えたことでもしこしずつ確実に記憶からこぼれて落ちていきます。
大事なのは反復練習です。得意な科目は30分だけでもいい、とにかく必ず一度は問題に触れてから一日を終えます。
<バックナンバー>
【01】勉強とは合理性と効率だ
【02】ノートを汚して教科書を汚すな
【03】すぐには問題を見ない
【04】空気に包まれてみる
【05】徹夜は絶対にしない
【06】ストリー仕立てにする
【07】自分を客観的に観察する
【08】悔しさは強力なバネになる
【09】夏を制した者が受験を制す
【10】生活習慣を整える
【11】受験に合格するタイプは切り替えの早さとうまさがある
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