2007年8月30日(木) <第1971号>
「受験勉強を楽しもう」
− 受験主要5科目を学ぶという視点から『常識力』を養う −
五行歌
自分の思いを5行の言葉で表現する「五行歌」に挑戦する中学生が増えています。ルールは5行に書く、一行は一息で読める長さにまとめるだけです。
みんなががんばって書いているとき
書けない自分が憎らしい
アイデアが浮かばず
時間が長く感じられるときは
時計の針しか見ない
中学生は短い言葉で自分の気持ちを表現できるので、季語や文字制限のある俳句や短歌よりも書きやすいようです。中学生に自分の意見を述べなさいと言っても難しいですが、五行歌であれば、普段使っている言葉で素直に表現できることが少なくありません。
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- 『国語』編 -
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【01】古文・漢文から解く
国語は古文・漢文から解きます。まず確実に解けそうな問題から始めて、そこでしっかりと点を取ります。古文・漢文は文章が短いし、時間数も少ない。だから、古典を先にすませてから現代文に向かいます。逆に時間のかかる現代文から解き始め、点の取りやすい古文・漢文の時間が足りなくなると焦ってしまいます。
現代文を解く時は、真っ先にすることは漢字問題を解きます。そして現代文は文章の中から答えを探し出す能力、それが求められています。
"答えは傍線部の近くにある"(秘訣その1)
「わかりやすく説明せよ」という言葉の真意は傍線部と同じ意味のことを表現を変えて繰り返し言っているところを見つけ、それを使って言い換えろという意味です。
"傍線部と同じ単語を近くに探せ"(秘訣その2)
"こそあど言葉に注目せよ"(秘訣その3)
"文の構造にも注意せよ"(秘訣その4)
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